★デスベアCDレビュー★

a decisive point


the Pete Best:a decisive point


06.Last brightness
07.bottle gourd (450 MIX)
 - Atsushi Horie
08.Nothing venture. Nothing gain
09.Break'em out
 - Genki & Mari
10.Shore bird


01.Buzz along !! (BAZOOKA MIX)
 -Atsushi Horie
02.Turning point
 -Mai Tahara
03. Fatefull war
 - Mari- 4106
04.The most decisive battle
 -Ume & JUNN
05.Metempsychosis


元々青春爽やかポップバンドという見解だったので、この変わりようには驚きだ。
アップテンポでたたみかけ、曲によっては大きなうねりも感じる。サウンドもめちゃくちゃしっかりしていて、(当然オーバーダビングはしているが)3ピースバンドとは思えない質の高さだといえるだろう。
この作品にはたくさんのゲストミュージシャンが参加している。元々メンバーは友達のミュージシャンとこういう遊びをやりたかったと言っていたので、仕事繋がりというよりも友達。だから自由奔放にできているのではないだろうか。ゲストが入ることにより、メンバーだけでは再現不可能というわけでもなくて、しかしゲストの音ガなけりゃないで寂しい。いい感じにまざっていると思う。

ライヴでもそうだが、アルバム再生するといきなり勢いがある。アップテンポのものが多いが、スローでも勢いを感じさせる。
セールス的には決していいとはいえないバンドだが、バンドの中の勢いは今凄くいいのではないか。現在は一部でしか浸透してないが、「世に出る」ことさえすれば絶対たくさんの人に受け入れられるバンド・アルバムだ。
ほとんどが英語か、英語まじりの歌詞だが、ラストチューンの「ShoreBird」は「我」や「哀切」など、情緒的な日本語が使われている。元々心に染みる歌を唄っていただけに、田辺年男の歌詞やメロディは凄くいい。
サウンドはGREENDAYが好きなんだろうなぁと思わせる、パンク〜コアというジャンルに分けられるだろうが、ほかのバンドと一線を画してるのが全曲通して「メロディがいい」ということ。バックが例えばアコースティックでもアリじゃないか?という曲もみうけられる。
ちょっとでもロック・パンク・コア・ミクスチャーのどれかが好きならぜひ聴いて欲しい。オフィシャルサイトで視聴が可能である。