a decisive point
06.Last brightness
07.bottle gourd (450 MIX)
- Atsushi Horie
08.Nothing venture. Nothing gain
09.Break'em out
- Genki & Mari
10.Shore bird
01.Buzz along !! (BAZOOKA MIX)
-Atsushi Horie
02.Turning point
-Mai Tahara
03. Fatefull war
- Mari- 4106
04.The most decisive battle
-Ume & JUNN
05.Metempsychosis
元々青春爽やかポップバンドという見解だったので、この変わりようには驚きだ。
アップテンポでたたみかけ、曲によっては大きなうねりも感じる。サウンドもめちゃくちゃしっかりしていて、(当然オーバーダビングはしているが)3ピースバンドとは思えない質の高さだといえるだろう。
この作品にはたくさんのゲストミュージシャンが参加している。元々メンバーは友達のミュージシャンとこういう遊びをやりたかったと言っていたので、仕事繋がりというよりも友達。だから自由奔放にできているのではないだろうか。ゲストが入ることにより、メンバーだけでは再現不可能というわけでもなくて、しかしゲストの音ガなけりゃないで寂しい。いい感じにまざっていると思う。
ライヴでもそうだが、アルバム再生するといきなり勢いがある。アップテンポのものが多いが、スローでも勢いを感じさせる。
セールス的には決していいとはいえないバンドだが、バンドの中の勢いは今凄くいいのではないか。現在は一部でしか浸透してないが、「世に出る」ことさえすれば絶対たくさんの人に受け入れられるバンド・アルバムだ。
ほとんどが英語か、英語まじりの歌詞だが、ラストチューンの「ShoreBird」は「我」や「哀切」など、情緒的な日本語が使われている。元々心に染みる歌を唄っていただけに、田辺年男の歌詞やメロディは凄くいい。
サウンドはGREENDAYが好きなんだろうなぁと思わせる、パンク〜コアというジャンルに分けられるだろうが、ほかのバンドと一線を画してるのが全曲通して「メロディがいい」ということ。バックが例えばアコースティックでもアリじゃないか?という曲もみうけられる。
ちょっとでもロック・パンク・コア・ミクスチャーのどれかが好きならぜひ聴いて欲しい。オフィシャルサイトで視聴が可能である。