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デラシネの夢


THE HUNDREDS:デラシネの夢




01.デラシネの夢
02.愛の賛歌
03.Wild Things
04.We're Gonna My Way


マキシシングル。4曲ながら、HUNDREDSのいろいろな面が見える一枚。
決してテンポが早くなく、いかにも王道ロッケンロールだといえるタイトル曲、シャンソンのカヴァーをうまくアレンジした「愛の賛歌」、MODSのメンバーと共作の「WildThings」などなど。
ヴォーカルSASAの持つパンク・グラムロックテイストが上手く発揮された「デラシネの夢」は大人のロックで、昔ながらの渋いバーでかかってそうな曲。
それほど年が言ってるわけじゃないが、大人の男の魅力がぷんぷん匂って来てたまらない。
あれほどやわらかさがある訳ではないが、ロビン(TheYellowMonkey)をさらに男らしくした感じだろうか。
また、「愛の賛歌」はロック調にカヴァーしてる人は多いが、ここまで面白くしたのはHUNDREDSが一番だ。有名な曲だけにロックファンには聴いて欲しい。
一番多くのロックファンに受け入れられそうなのが「WildThing」。ジャケットにもMODSの北里のレビューが載っており、ロックの道の真っ只中に居る人からの手放しの絶賛である。どれだけ良い楽曲で、どれだけ良いロックを奏でているかよく分かるというものだ。
HATE HONEYの「Jack Regret」以来?久しぶりに満足したマキシシングルである。