★デスベアCDレビュー★
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TOKYO RODEO


SORROW:TOKYO RODEO


05.DEATH ON SPADE(NEW version)
06.HUSKY(NEW version)
07.GOD COMING(NEW version)


01.intro - Dead channel -
02.TOKYO RODEO
03.Gabriel
04.Woe Rain


川村かおりを中心とするSORROWのデビューミニアルバム。
夜の大人の雰囲気がするジャズ・ロックバーの風景や、目の前に無いはずの酒入りグラス。タバコの煙。夜の街の灯り。
ただ、この「TOKYO RODEO」が鳴っているだけで、そんなのが目の前をよぎる。

ウッドベースのスラップが体を揺らし、疾走感を盛り上げる。
川村かおりのクールでハスキーなヴォイスによく似合う。
一方でモトアキ(もしくは川村?)のギターはあまりパンクっぽくなく、軽くて汚い音をかき鳴らしてる。

十分に踊れるし、でもBGMとしても最適な大人なロックンロール。
ウッドベースということもあり、ロカ・サイコビリーのテイストもあり、パンクロックでもある。
元BlankeyJetCityのベンジーのバンド、AJICOやSHEARBETSみたいな雰囲気が好きなら滅茶苦茶オススメだ。




Lagrimas de MARIA


SORROW:Lagrimas de MARIA


07.TEENAGE HERO
08.ACE OF SPADE
09.LOVE&GOLD
10.LA−ROCKA LA−ROTA
11.DEATH ON SPADE
12.SPIKE


01.PIPE LINE
02.GOD COMING
03.Estados,Unidos,America
04.Rubber sole
05.Lagrimas de Maria
06.HUSKY


SORROWのデビュー1stアルバム。バンドとしても固まり、ロックとビリーの間でうまく立ち回ってる曲たち。
とうとうSORROWまでカヴァーしたPIPE LINE。HANOI ROCKSやJONNY THUNDERSのもよかっただけに、どれを最高のPIPE LINEとしていいのか判らなくなってしまった。
破天荒で荘厳で、クールで熱い。一言でまとめるとそうなってしまって、それ以上でも以下でもない気がする。夜の雰囲気が漂い、全体的に暗い感じがするが(カオリのハスキーヴォイスのせいだろうか?)、無難に”ポップなものだけが好きではない”人にはぜひ聞いて欲しい。
05.Lagrimas de Mariaから、08.ACE OF SPADEまでの流れなんか最高だ
(2007/9/27)