BEYOND I

05.PIGGIEMAN
06.ISEERED
07.ALWAYSUP!!!!
08.CRYIN'JOHNNY

01.目を覚ませ
02.NOHEART
03.BREAKUPROTTENCITY
04.SONGFORTHELOSER

”痛快”！！！！
それ以外になにもない。年を重ねているのか？というほど年々パワフルになる彼ら。
前作”PRIMAL YELL”も相当なタフガイな仕上がりだが、それ以上になっている。どんどん芯が太くなってかっこよくなっていく。激しいライヴが音からもう見えてくる！！！

GREAT OPERATION

07. FOR THE UNITY
08. CHAIN
09. KNOW RIGHT FROM WRONG
10. LOOK UP TO THE SKY
11. FOR WHO,FOR

01. DON'T DENY,GIVE IT A TRY!!
02. This is ALL I NEED
03 . DEATH OR SUBMISSION
04. DIE WITH HONOR
05. BORIN' BORIN'
06. DRAWING YOUR FLAG

一言で言ってしまえば｢なんて痛快なアルバム」なんだろう。

最初っからロータムを効果的に使った大陸的なドラムが象徴的で、日本パンクス史に残る名作アルバムが始まる。
ドラム、ベース、ギター、そしてシャウト。ロックの真髄ここにあり。

SAのテーマは、一般的に言われているPUNKじゃないかもしれない。”仲間”というものが凄く強くあり、その仲間同士が手に手を取りハッピーに人生を楽しもうじゃないか、というようなもののように思える。それがキャリアと自信に裏打ちされた音としてスピーカーからこちらへ呼びかける。根拠は何も無いかもしれない。だけど”俺らのアニキ”のような彼らの音はこちらにも勇気を与えてくれるような気がする。
中でも日本パンクのアンセムだと自信をもって言える「FOR THE UNITY」はその中でも一番で、ものすごく強い絆を感じることができるのだ。SAの中で（つまりは日本のパンクで）一番この曲が大好きなのだ。大好きでたまらないのだ。

何故かこの人たちのコーラスは他のバンドと一線を画している。「FOR THE UNITY」や「KNOW RIGHT FROM WRONG」のコーラスは心を強くしてくれる。
少しセンチで青臭い「LOOK UP TO THE SKY」なんかは自分のそばを一緒に歩いてくれている気さえする。

また、Oiパンクの元祖でもある人たちが在籍するバンドではあるが、「Oi、Oi」がなくてもこの音の渦にはノリきれるのだ。
現役でバンドをやっている、特にキャリアがまだまだ浅い人たちには教科書にもなるのでは。何がこんな音楽には大事なのかがよくわかる。
タイト過ぎるドラムにキラキラ輝くようなギターが印象的な「BORIN' BORIN’」、怒涛の勢いを感じる「DON'T DENY,GIVE IT A TRY」「This is ALL I NEED」、風が吹き抜けるような爽快な気分になれるコーラスのある「DRAWING YOUR FLAG」（この曲などで本物の？OiOiを聞ける）など。本当にギッシリ｢衝動」がここに詰まっている。

TAISEIの声に。NAOKIのギターに。KENのベースに。SHOHEIのドラムに”アニキ”を感じろ！！！

何度でも言う！
このアルバムは本当に「最高の傑作」だってな！