★デスベアCDレビュー★

GREEN


DER ZIBET:GREEN


06. Club Idiot
07. Kill Me
08. 静けさのフィードバック
09. Song Bird
10. Film


01. Creeps a go go
02. 楡の木の上
03 . Radio Days
04. Pale Green
05. ブリザード


楡の木の上が聞きたくて買ったアルバム。
DER ZIBETの作品はマニアックなものが多く、いいんだけどストライクまでは行かなかった。しかし、このGREEN、PLAYボタンを押してから最初に飛び出してくる「CreepsA Go Go」の多種多様なサウンドごちゃまぜでぶっ飛ばしていく勢いがたまらなく最高だった。
二曲目は目当ての「楡の木の上」
本来のデルジのカラーとは少し違うと思うんだけど、「思春期」の延長上でもあるような雰囲気をもつ。
壮大な伸びのある音が広がる。セピアの思い出がよみがえる。そんな雰囲気をもっている。

全体的に作りこまれていて、いろんな音が飛び交うが、すごく整理されていて聞きやすい。マニアでも初心者でも聞けるアルバムだ。
前作の「夏の日のタイフーンのように」とか、キリギリスの「EXPRESS」のようにテンポがよく、メロディアスなわかりやすいチューンがあれば最高なんだけど。
でも後半はなかなか「らしさ」がギュっと詰まっており、これがベストアルバムだといわれても納得してしまうクオリティと楽曲。