★デスベアCDレビュー★

音楽


19:音楽<br>


08.三分間日記
09.あの紙ヒコーキくもり空わって
10.まばたき
11.『ガソリン』
12.ビルはほど遠い街
13.瞬間概念
14.『スピーカーの前の君へ』


01.言葉
02.あの青をこえて
03.テーマソング
04.恋
05.春流れる
06.西暦前進2000年→~新~
07.階段


ストリートミュージシャンブームの先駆けだったゆずの少し後世代の19のファーストアルバム。
326の歌詞は少し弱くて、傷のなめあいとも感じられる部分もあり、全てに共感できるわけではないのだが、それでもやはりあれだけの支持を得たのも頷けるぐらい良い事をいっているのも多々ある。
また、岡平健二のソングライティング力も十分だが、岩瀬敬吾の作る楽曲、メロディは逸材である。
「ビルはほど遠い街」では19の中で重くゆったりした曲ではあるが、歌詞の内容、暗い箇所と開けていく箇所の展開は個人的には最高にたまらない。
セカンド以降、ソロ作も含め、19の二人の荒削りながら、長い間ストリートで温め続けてきた曲たちがいっぱい詰まった名作だ。

大ヒットした「あの青をこえて」や「紙ヒコーキ」などはもちろんのこと、「テーマソング」や「ガソリン」など、元気が良くてギターの弦が気持ちよく鳴り響く曲から、「恋」や「階段」など、こころにじんわりしみてくる曲まで色々ある。2ndも良いが、1stは名作だ。