第10回フラニーライブです。今回は3カ月ぶりの単独ライブ。思えばこの夏はイベント出演が多く、そのために練習すらままならない状況が続いた。そんな中でゲストを招いて共演することは、結果的に助かったし、バンド同士の交流等意義深いものがあった。しかし、フラニーは我々の本拠地。甘えてばかりはいられない。今回は満を持しての単独ライブである。え〜、上はいつものkatsuがつけているライブのタイトル。やっぱり内容とは関わりありません・・・。しかし今回はかめ作のイラスト（ジャンヌ・ダルク風の革命女戦士）を配したチラシを作成。素晴らしい出来だったが、なにせ貼る時間が短かった・・・。見たい方は「かめのこじま」へGO！

セッティング中　　　　　 　　　　　　　　　尚子、キーボードいじる　　　　　　　　katsu、かめ結構リラックス

第一部オープニングはkatsuの歌う「私には聞こえるあなたの声が」でスタート。バックは私のベースだけである。続いてかめコーラス、小川キーボードが加わり、フラニーでは久々の「Change the world」。かめボーカルに移って、最近のカバーヒットである「異邦人」を演奏。コード、テンポなど意外に難曲だった！キーボード小川氏をはじめ全員で四苦八苦であった。そしてkatsuのギターにのせてかめが歌う「more」。ここからオリジナルナンバーに突入。katsuの古い曲で「この街の中で」そしてかめとのデュエット掛け合いが美しい「You're my love」をしっとりと聴かせた。

次は何と、私の半年ぶりに書いた新曲「流星」である。こう見えて？私は星が好きで、仕事や練習帰りに満天の星空があるとずっと見ていたりするものだ。それにしても今年の夏は雨が多くて星空が少なかったな・・・。それは歌詞の中にも反映しているのでよく聴いてほしい。「銀河鉄道の夜」から少し引用させて頂いた。引用といえば、間奏であの曲も・・・。この曲のポイントは、出て来る二人が微妙にケンカをしているところである。私の拙いデモテープからkatsuが見事に大人のバラードに歌いあげてくれた。また、かめのコーラスを想定してメロディアスにしたサビに彼女は美しいハーモニーをつけてくれた。

続いてkatsu作の「MUSE」数年前に知り合いの結婚式で披露した曲らしい。メジャーセブンスと軽快なカッティングが心地良い曲だ。そして、今や定番となった「mamoland」、ベースソロ、キーボードソロをフューチャーして第一部終了。

さて、第2部は小川氏の壮大なキーボードのイントロから始まる「Where the streets have no name（約束の地）」ご存じ、U2の名曲を2Uがカバー？続いてはかめが歌う「Yer Blues」ビートルズナンバーをカバーした椎名林檎のテイクである。普段メロディックなバラードを得意とする彼女がハードなシャウトナンバーに挑戦し、新境地を開いた。マスター曰く「光子にはアバズレな曲が似合う」。・・・オレは必ずしもそうは思わないが、表現の幅が広がることはいいことだ。

そして、尚子登場。今回は新カバー曲ドリカムの「サンキュ」を披露した。かめと尚子はこの夏安比高原のコンサートに行って来たそうだ。この曲の編成は尚子リードボーカル、かめハーモニー＆パーカッション、katsuエレキギター、沢田アコギ、小川キーボード＆ループ・プログラミングというちょっと変わった編成だ。katsuの珍しくジャジーなフレーズと小川氏のパンフルート風なシンセ、オレのアコギのストローク・サウンドが構築するKW2Uにとって異色？なサウンドの上で二人はきれいなハーモニーをきかせてくれた。続いては尚子＆かめの定番曲、「カントリーロード」。尚子の吹く縦笛がほのぼのした雰囲気を醸し出した。

続いてkatsuの新曲「午前0時のlock Rabbits」。童謡風の可愛らしい曲である。彼の場合いろいろなタイプの曲が引き出しにあるもんだと本気で感心する。この曲は展開、アレンジ次第でもっと膨らませていい曲に出来そうな気がする。次に「San Fransisco Bay Blues」今回はちゃんとカズー吹いた！katsuの代表曲「Illusion」、そしてかめの新ナンバー、お馴染みカーペンターズの「Yesterday once more」。この曲も難解なコードに小川氏は苦労したようだが、2段キーボードを使い、途中から入り込んで来るストリングスは彼ならではの素晴らしい演奏である。katsuのハーモニーも決まって美しく終了。そして、ラストナンバー「Sweet Maria」で幕を閉じた。アンコールは「Redemption Song」「Desperado」を演奏した。

打ち上げは例によって例のごとくでした。第3部、今回はHさんのリクエストにより早めに始まりました。まずはHさん、かめ＆沢田による「涙そうそう」・・・尚子が入って「楓」などなど。まほ＆かめで「アジアの純真」。沢田＆せがたくの「ボクサー」今回はキーCで。極め付けは女性陣全員による「ダイアモンド」弾けてたな〜。katsuも出て来てブルースセッション。さて、そろそろ引上げようか・・・ってとこに本日別件で出演できなかった鎌ちゃんがやって来た。それでも駆け付けて来てくれるところが嬉しい。また皆でカンパ〜イ。・・・というところでお開きでした。

今月もかんぱ〜い！（撮影：かめ）　　　　　　　　　まほまほウクレレを特訓中

Hさん、携帯で歌詞を見て「涙そうそう」　　女性陣全員で「ダイアモンド」　　　　　katsu、沢田のブルースセッション　

せがたく、いつもどーも　　　　　　　　かめなおもう眠い・・・　　　　　　　やっと鎌ちゃんが来た。カンパ〜イ（遅いよ！）