2004年1月のヤンガー日記


2004年1月24日(土)

 今年初のフラニーライブです。しかし、何とサポートキーボーディストの小川氏が仕事中の怪我で入院してしまった。よって今回は実に久々の3人オリジナルメンバーだけでのライブとなった。3人での演奏は今年頭のわたぼうし成人式から行って来たので、特に違和感なく出来たのが幸いであった。それにしても小川氏はこの後彼主催の「さくらフェスティバル」が控えているので心配でもある。

 ライブはKW2Uの演奏の間にOHHOのしんちゃん、ヤッシーからなるユニット「くりまろ」の演奏が行われた。サウンドとスタイルにこだわることで定評のあるいつものOHHOとは違う、コンパクトで軽快感のある演奏が新鮮だ。「キャラバン」でのヤッシーのギターソロ、しんちゃんの「気絶するほど悩ましい」とても聴きごたえがあった。さほど高度な演奏をしている我々ではないが、取り柄といえばそのアグレッシブな活動ぶりと「何でもあり」の演奏方針か。多少なりともOHHOにも刺激を与えているのだろうか。もちろん我々もOHHOからは多大に刺激されており、この日は彼らに追いつけとばかりにハーモニー重視の選曲を行った。「The Rose」「Without You」「しあわせになろうよ」「なごり雪」と、3声コーラスの新しいサウンドメイクに挑戦中である。ライブは今月もいらしてくれた荒谷さんと社中の皆様の盛り上げ?のおかげでにぎやかに終了することが出来た。

 第3部は毎度毎度のセッション大会。当然、荒谷さんやってくれました。しんちゃんも照れながら歌ってくれた。今年もフラニーに多くのお客さん、そしてミュージシャンが集ってほしいと思った。

   


2004年1月18日(日)

 本日はKW2U、盛岡のライブハウス「Club Change」の「アコースティック・ナイト」に出演である。昨年8月の「中津川べりフォークジャンボリー」以来の盛岡でのライブ出演だ。ほぼ定刻に会場についた。昼の部のライブがはけた直後で、若いロック少年少女の中で非常に違和感を覚える。katsuもかめも到着が遅れており、楽屋で一人ウォーミングアップ。本日別場所でライブを行う「ひなげし」のよしだかずを氏、玉山徳臣氏が陣中見舞いに来てくれた。「車だから飲めないだろう」と美味しそうなイチゴをいただいた。ありがとうございます。私は盛岡勤務なので、会社の同僚が多く来てくれることになった。ところが今日は日曜日、しかも当初指定された我々の開始時刻はとても遅い時間(トリ)だった。バスで来る女性が帰れなくなる、などの不具合が生じていた。事情を説明し、順番を変えてもらった。一番最初の出番である。

 さていよいよ開演。観客は40〜50人ほどだろうか。大入りである。本日も3人での演奏。曲は「Come Together」「The Rose」「涙そうそう」「Without You」「Redemption Song」「夢の中へ」という新旧織りまぜた選曲だ。昨年末の「OH HOLLY NIGHT」以来、katsuとかめによる掛け合いのボーカルがいい感じになって来た。それを前面に出したのが新曲の「Without You」。今回はコーラスに多くの時間を割いて練習してきた。だが成果として実現させるためには本当に多くの時間をとらなければいけない。今回はまず五分五分といったところか。活動を始めて約一年、最初は緊張ばかりしていたかめも、「夢の中へ」ではお客さんに手拍子を求めるぐらいに落ち着いたステージングを見せるまでになった。経験とともに成果は必ず現れる。私は今年のメインベース、TACOMAのエレアコベースを使用。音色が珍しいらしく、スタッフからも共演者からも好評であった。

  

 今回の対バンは「おなちゅう」ギターテクニックはかなりのもので、若いのに古いフォークを良く知っていた。「Two Finger」のアキラくん。今日はソロで。かめの路上仲間でもある。昨年の夏に聴いた頃よりも格段の進歩を感じた。彼らにとって路上はステージであり練習場である。若者の成長の早さは驚くばかりだ。そしておなじみの「リボルバー」、年末年始にかけて多くのライブイベントをこなしてきた彼らはその経験からか堂々のステージを披露した。それにしても皆若くて羨ましいな。「?」中間部に登場した長渕風のシンガーはお店のスタッフだった。会社の後輩R一郎が翌日思い出したように「あいつって○○○○!」と言い出した。以前同じバンドでドラムを叩いていたらしい。早く思い出せよ(笑)

 そんな会社の面々、katsuのボーカルスクールの仲間、かめのご家族と友人(かめ母にはシャンパンの差し入れをもらいました)、花巻から来てくれたふじね夫妻、ご来場ありがとうございました。

  


2004年1月11日(日)

 本日はKW2Uの今年初お仕事。花巻市の社会福祉協議会にて障害者の方々の「成人を祝う集い」に招かれての演奏である。朝からのすごい雪である。搬入等難儀はしたが、内容はとても素晴らしい成人式であった。我々の演奏もとても好評で、新年早々いい気持ちで演奏が出来て嬉しい。ライブレポ自分の担当なんで、詳しくはそちらにいずれアップ。

  

 夕方からはフラニーカフェで荒谷さんとその社中の皆様のライブでした。私はヤンガーの練習があったので、9時過ぎからお邪魔した。丁度リクエストコーナー(!)の真っ最中。荒谷さんの人柄をしのばせる、とても楽しいライブになってました。最近思うことはトーク(MC)の重要性。荒谷さんの歌は勿論ではあるが、観る人を引込むトークにはいつも感心させられる。思えば自分も若い頃聴いていたフォークの世界というのはそうだった。トークはミュージシャンと客席をまず一体化させるための重要なファクターなのだ。最近はMCはほんの数回、ただひたすら曲だけを聴かせるコンサート(特にプロ)が多い。確かに観客は音楽を聴きに来ている。ただ、その人となりを深く知る、その曲への思いを知るためにはMCが重要なはずだ。それを深く感じたのは昨年夏のスージー黒岩さんのライブであった。

 話が脱線してしまったが、とにかく楽しいライブでした。斉藤さんのギターは本当にかつて私が少年の頃聴いた(石川鷹彦などの)サウンドを思いおこさせる、憧れのギターだった。あんな音を出したくて、自分はギターを弾いていたことを思いおこさせた(いまだに到達していない)。斉藤さんもまた荒谷さんに負けず劣らず穏やかで良い人。打ち上げでも楽しくお話させていただきました。パーカッションの美雪さんは多くの楽器をこなして荒谷サウンドに花とビートを添える存在。独特のタイム感と存在感が素晴らしい!と我々の間では意見が一致。珍しい女性パーカッショニストとして頑張ってほしい。KW2Uでパーカッションも担当するかめには大変参考になったようだ(かめ=本日はお店のお手伝いでした)。

 打ち上げもとても楽しくセッション大会も行われました。フラニーカフェ、新年そうそういい感じでスタート出来ました。本年もヨロシク。

   


2004年1月8日(木)

 昨日仕事中より異変。家に帰ると発熱、38度1分あった。ヤンガーのパート練習は休まざるを得なかった。今朝は病院へ。処方の成果か、会社へ向かう道すがら回復傾向となって来た。具合が悪かった身体がゆっくりと回復していく感覚は非常に心地良い。久々に病気で身体が弱まった体験をすると実に身も心も謙虚になる。健康な時の自分はいかに傲慢な人間だったかを思い知らされる。

 本日は夕方からライブハウス「クラブチェンジ」にて「中津川べりフォークジャンボリー」で御一緒したサトウタケヒロ氏のライブへ。終業時間ぎりぎりに飛び込んで来た仕事と、折からの雪による渋滞で、時間にはだいぶ遅れてしまったが、幸いステージの方も押して始まったようで、開演ギリギリに到着することが出来た。かめちゃんはすでに来ていた。タケヒロ氏は全曲オリジナルを熱唱。幸か不幸か雪のおかげで「SNOW」というオリジナル曲をかなりいいシチュエーションで聴くことが出来た。しかしながらまた雪の影響で渋滞に巻き込まれたkatsuは1〜2曲しか聴けなかったようだ。東京でプロを目指して活発な活動をしているタケヒロ氏、是非頑張ってもらいたいものである。

 本日はあの「じゅんじゅん」のステージも見ることが出来た。MCが傑作に面白い。歌もイキオイがあって素晴らしい。大学卒業後は就職で東京に行ってしまう。是非タケヒロ氏とコラボレイトして東京でも活躍してほしいな、と思った。

 


2004年1月6日(火)

 今日は仕事始め。夕方からはボーリング大会であった。私はここ最近ボーリングは調子が良い。年末の最終戦も仲間うちで対戦し勝利、トンカツの奢りをゲットしている。今日は会社の約半数(40〜50人)が参加する大会である。1ゲーム目、出だしからつまづいてしまったが、中盤以降盛りかえし、怒濤の追い込みで久々の160点台を叩き出した。ちょっとエラそうに巡回してみたりする(笑)。そんな調子が続くわけもなく、2ゲーム目は130ウン点。まあまあというところか。それでも1ゲーム目の点数で上位「間違いない」と、少し嬉しげである。食事をし、表彰。以外に順位は伸びず8位だった。聞けば190点台を出した女性がいるらしい(TT)。参加人数が40ウン人なんで悪い成績ではないが・・・去年は総合で4位、チームで優勝したのでやや残念といったところ。

 ただ去年はボーリングで優勝し、新年早々ツイテるな、と思った翌日に会社の駐車場内でつまらない事故を起こしてしまった。自分の場合イイことのあとには決まって悪いことが倍返しぐらいの勢いで来るので、今年はこのぐらいで丁度いいかも、と思った。


2004年1月4日(日)

 比較的穏やかな正月を過ごした。昨年一年の忙しさがウソのようである。ライブ等で仲良くなった「リボルバー」の二人のステージがアメリカンワールドであるというので見に行った。彼らは大晦日のカウントダウンライブから大忙し。この年末年始におそろしく精力的に活動している。アメワM氏イチ押しのアーティストである。終演後少し話をしてからまた花巻に戻った。

 さて、新年早々新しいベースを買ってしまった。TACOMAのエレアコベースである。昨年末に某楽器店でふとエレアコベースを弾いてからそのディープでウォームなサウンドに惹き付けられていた。本当はアスリートというベースが欲しかったが、現在殆ど流通していない。というよりも、エレアコベースという楽器自体の流通性がないネットで検索しても数えるくらいしかHITしない。なんとかこのTACOMAを中古で発見。ある理由でなかなかのお買得になっている。年末年始をはさんだのでやや売買に時間がかかったが、本日到着。デ、デカイ。ハードケースに入った状態はあり得ないデカさだ。無論、デカイので生音も良く鳴る。ジャズに、アコースティックに、いろいろ用途がありそうだ。

 まだ新年4日目だが、ヤンガー初練習。さすがにまだ家で正月を過ごしている人が多いらしく、出席状況はまだまだで、トロンボーンのパート+リズムセクションの変なコンボ状態の編成だ。途中から尚子がやって来て少しブラスらしくなって来た。いつもは「ドナ・リー」でやる全員ソロを今日は「Just Friend」で。テンポが早く難儀する。また新しいベースなのでハイポジションの感覚がまだ掴めていない。

 練習後はフラニーへ。今日は「ほうほうエンジェルバンド」の新年会だ。ほうほうさん始めメンバーの皆さんと御家族、友人の方々、katsu、小川氏、そして北上のフェスティバルの打ち合わせに来ていたよしだかずを氏までが参加して、にぎやかな会となった。かなり酒を飲んだらしいほうほうさんはいつもとは違ったパフォーマンス?を見せてくれた。私の中学以来の友人(ギター仲間)がかずを氏と知り合いだったり、多田さんの弟さんがあの水沢クレッセントで以前御一緒したドラマーの多田さんだった!など、新たな発見のあった日でもある。