12月29日(月)その2
夜はKW2Uの忘年会だ。参加メンバーはkatsu、かめ、鎌ちゃん、小川氏、私、そしてふじね夫妻である。尚子は職場の忘年会で欠席。会場は某カラオケ屋。部屋代はKW2Uの予算から出し、あとは会費1000円という格安。そのかわり各自一品ツマミを用意、との約束である。殆どのメンバーがまだ休み前なので私が会費と人数を想定して酒とつまみを購入してきた。続々とメンツがあつまるごとにツマミは増え続け、なんととんでもない量になった。小川氏が持って来た本日バラした鶏の刺身を筆頭に、私とkatsu絶賛のマホちゃんの手製コロッケ、あとは唐揚げ、餃子、寿司、焼そば、サラダ、サンドイッチ、スナック菓子などテーブルに乗り切らないほどに。鎌ちゃんは重箱から巨大な厚焼き玉子(卵10個分)を出した。遅れて来るかめもまたつまみを持って来るはずだ。あきらかに酒食バランスがくずれそうな予感・・・。
盛岡からかめもやっと到着して本格的に乾杯である。あとは旨いツマミに酒も食事もすすむ。酒は発泡酒(安い)、缶チューハイ、カクテル(オレが好きなので)、シャンパン(katsuのリクエスト=クリスマス売れ残りで安かった)を買って来た。みんなかなりのペース。本来今年の反省とか来年の抱負とかあっても良さそうだが、さっさとカラオケに突入。皆いろいろと歌ったようだがよく覚えていない(笑)。オレは鎌ちゃんと得意のEW&Fの「宇宙のファンタジー」を歌ったな。鎌ちゃんのファルセットが凄い。マホちゃんと「wow wow tonight」(懐かしい)を歌った。あとかめと「夏の日の1993」を。これも中途半端に懐かしい?が、ハモリのパートが気に入っている。ふじね君が歌う「今夜はブギーバック」では本人以上にハジけてラップしてしまった。大好きで昔よく歌ってた。鎌ちゃんはなんと途中でウインドシンセを取り出してT-Squareの「Omens of Love」「トゥルース」を演った。彼はこんな場所でもミュージシャンだ。小川氏は大ノリで踊っていた。
そんなこんなで、やっぱり最終的にお酒は足りなくなってしまったが、買い足しなどして飲み続け、12時の閉店となり終了。ツマミは大量に余り、皆分けて持ち帰ることとなった。ちょっと配分を間違えたが、安い予算で充分楽しむことが出来た。またこんな感じでやりたいな、と思うが、このメンツは基本的に練習やライブ後の飲みが多いので、このように「飲み」メインでやる機会は年に何回もないかもな。夜も遅いので解散となったが、katsuはこれから仕事、かめも明日まで出勤、ふじね夫婦も鎌ちゃんも仕事だ。皆ご苦労様である。オレは今日でノルマも果たしたし明日はダラダラ寝るよ。では、来年もヨロシク。
12月29日(月)その1
さて、昨晩酔いながらもビデオ編集の大枠は終了することが出来た。昔はデッキ2台とビデオタイトラーを接続して、頭から丹念に編集したものだが、今はMacに動画をすべてとりこんでデジタルで編集している。インライン編集といって、後から映像の追加や削除が自由である。当然ながらアナログのビデオ編集は頭から順に録画していくので、よほど高価な編集機がない限りそんなことは出来なかった。なので編集作業自体は結構楽だし楽しく出来る。大変なのは映像を取り込むHD容量が膨大なのと、取り込み、読み込み、さらにDVへの書き出しに時間がかかることだ。まさに大容量HD、高速CPUの今だからこそやっと実現しえた作業である。オープニングは粋な音楽をバックに面白シーンをダイジェストで編集、本編にはテロップやトランジションも豊富に使い、友人たちのメッセージなんかも入れてある。エンディングは少し懐かしげにセピア調の写真とエアロスミスの「ミス・ア・シング」(得意)をバックにエンドロールを走らせた。式場でプロが撮る本格的なビデオの数倍も面白い作品が出来る。もちろん素人作品ならではの面白さだが。
今回特筆すべきはこの映像をビデオではなくDVDに出力するということだ。発注元のT夫妻はやはりデジタルを駆使するデザイナーなので、自宅にDVDシアターを設置、潔くビデオデッキはおいていない。その心意気に魅せられDVD化を約束したが、私のPower Mac G4は初期型でまだSuper Driveのない時期のものなので、DVDの書き込みが出来ない。よって最終出力は外注に頼らざるを得ない。会社の後輩のジークーが所用で北上に来る途中にご足労いただき出力したDVを預け、彼の友人のフォトスタジオに作業を依頼した。ついでに書いてしまうが、予定通りDVDは完成し、31日の大晦日にT夫妻に無事納品することが出来た。素晴らしいのはやはりDVDの画質である。ビデオと違って、ハード(ビデオデッキの性能)に依存する画質のムラがなく、デジタル録画そのままの映像が劣化せず再生出来る点が予想以上に見事である。今回は外注なので出来なかったが、自分でDVDソフトを使って焼く時はチャプターを区切って見たい場面を即座にセレクトすることも出来る。以前からこれを本業にしたいな、などと思ってみたりもしたのだが、5月に撮ったビデオがやっと12月に出来るようではとても商売としてやっていけるはずもない(泣)。
銀色の盤から音が出てくるCDには当然慣れているが、自分で作った音楽がCDに、そして自分が撮った映像がDVDという盤に収められたということは非常に感慨深いし、不思議な出来事だ。今年はその両方ともを作ることが出来た。
12月28日(日)
今日から年末年始の休暇である。5日まで、なんと9連休。製造業なんで稼動コストの事情から休みが長いかわりに1月の土休は少なくなる。あまり有り難くはない。
さて、夕方はヤンガーの忘年会だ。7時開始であったが、今週ずっとかかりっきりであるT夫妻の結婚式ビデオ編集の作業の区切りが悪く、10分ほど遅れてしまった。ヤンガーにしては珍しくほぼ全員が揃っている。ジェローム氏に罰金を徴収される。しょぼーん。私のリクエストでもう一度カンパーイ。他のテーブルではチゲ鍋のいい匂いがしているが、我がテーブルにはまだ鍋が来ない。やっと来たかと思えば、コンロのガスが途中で消えてしまった。なんとか再点火し、やっと鍋にありついた。うまかった。年末で店はとても忙しそうで、こちらも酔っているためにオーダーを忘れたりして注文が重複したり、頼んだものがとんでもない場所におかれ、誰かに食われているという事態が多発する。そんなこともあったが、会自体は和やかに楽しく進行。SAXのグルーヴィー氏が欠席ではあったが、他は全員出席、佐々木前バンマスも参加し、皆1年の労をねぎらいあった。来年は隔年参加の方針から、川崎での「七夕コンサート」への参加が予定されている。久々の遠征だ。というか、遠征の比率はむしろ多い。私の希望はむしろ地元でのコンサートだ。いずれ春の総会までにより多くの企画が出されることだろう。
宴もたけなわ。皆音楽談義や仕事、家族の話、こちらでは新人湯沢くんが鎌ちゃんに「指圧」と称されつつ身体を痛めつけられている。そんな悲鳴の合間にピース。久々の「やられキャラ」である。時間も来て一旦中締め。もうしばらく話し込むが、ビデオ編集が大詰めなので、残念ながら帰宅することにした。理由が説明しにくいんで「仕事があるんで」といったが「ウソだべー」といわれた。そりゃそうだ。
12月20日(土)
今日はKW2U今年最後のフラニーライブなのだが土曜日にもかかわらず出勤日。会社を通常通りに帰社していたのではライブ開始時間に間に合わない(なにしろ毎度搬入物が多いもんで)。あらかじめ3時くらいに早退するという段取りはとっておいた。ところが、身体の調子が思わしくない。頭痛がして仕事に身が入らない。理由はほぼわかっている。ここ一週間仕事が繁忙期だったため帰りが遅く、なおかつ帰ってから曲のコードとりや譜面作成など、ライブのための準備で睡眠時間が3〜4時間であったための疲労と寝不足がたたってのことだ。悩んだ末に予定を切り上げて午後一に早退を切り上げる。早退は勤務上非常に条件が悪い。こんなことなら頑張らずに有休をとっておけばよかった、と思ったが繁忙期の折り、申請出来なかった。皮肉なものでこの日の前日には仕事は峠を越していたのだが。帰って2時間ほどベッドで横になると体調はだいぶ回復した。
夕方フラニーカフェへ。ライブは予定通り始まった。今回はかめも復帰、サポートメンバーも久々に全員参加、ましてクリスマスライブ、ということでお客さんも沢山お出でいただき、たいへん賑やかで楽しいライブとなった。少しでもクリスマス気分を盛り上げるため、盛岡のトイザラスで買って来たリース等を飾り付けた。サンタ帽や三角帽をかぶり、クリスマスナンバーも何曲か披露した。お客さんにも喜んでいただけたようだ。久々に盛大なアンコールで気持ち良くライブを終えることが出来た。
打ち上げでは私とかめ企画によるマスター、katsuの誕生日イベント(どっきり風)があり、たいへん盛り上がった。そして盛岡から来てくださったフォーク界の大御所、荒谷正勝さんとSSOMのタカハシさんが演奏を披露してくれた。例によって私も飛び入りでギターを弾いた。今年最後のフラニーライブ、いい形で終えられて良かった。来年は年始早々、ほうほうエンジェルバンドの新年パーティー、1週おきに前述の荒谷さん、高橋学氏、そしてKW2Uのライブと続く。この調子でフラニーには頑張ってもらいたいものだ。(それにしても体調悪いとかいっていたわりには写真楽しそうだな)
12月14日(日)
ヤンガー練習日である。今年も残すところあと2回の練習だ。最近ドラムのTさんが仕事が変わり、練習に参加出来ない比率が高く、この日もメトロノームを使った練習となる。「FRECKL FACE」「CORNER POCKET」を演る。そして例の「DONNA LEE」、今日も全員ソロ。先週は私の前にソロを吹く尚子が、予想を裏切って1コーラスでソロを終了。2コーラスを吹くものと踏んでいた私はソロインのタイミングが狂ってしまった。今日は練習前に尚子に確認。「何コーラス吹くのや?」「ネタがないから1コーラスで行きます」納得。オープン・ソロなので多い人は4コーラスぐらい演ってしまう。バッキングで延々と弾き続けているリズムセクションはその度に苦笑いである(笑)。さてソロの順番が回って来た。今回は前回、前々回の反省点を考慮し、「コード進行に沿いつつも流れに乗ったソロライン」を目指した。とはいえベーシストの性(さが)か、コード進行を考慮するとどうしてもルートを一拍目に弾かないとワケがわからない。ややアグレッシブなソロとなった。マイルス氏は「良かったスよ〜」と言ってくれた。コンマスは「ちょっとロックっぽいけどな〜」と。そうかもしれない。
写真は私のベースを構えるギターのヤマモト。ギタリストってなぜかベースを抱えると妙な違和感が発生する。似合わない。なぜだろう?今日も腰の影響からウッドベースを運ぶ気力がない。ソロ練習をしている間、当座エレベで行くかもしれない。
12月13日(土)
KW2Uポラーノ広場にて来週フラニーライブに向けて練習。久々の昼間練習なので時間をたっぷりとって余裕を持って出来た。途中でストーブが故障。ファンヒーターだけで寒い練習となる。katsuもかめもコートを着ての演奏となった。キーボード小川氏が仕事の都合で間に合わなかった。キーボードアレンジは来週のリハで間に合わせなければならない。
練習を終え、最近の定番「バーミアン」でメシを食べてから本日フラニーカフェで開催されている「高橋学ライブ」へ。フラニーで我々以外で単独ライブを行うのは彼が初めてである。高橋学、江刺在住のシンガー&ギタリスト。KW2Uとは8月の「中津川べりフォークジャンボリー」で共演。ストレートな歌声、超絶技巧ギターに定評がある。アコギの腕前では県下でもトップクラスではないだろうか。彼のように一人で歌い、演奏するスタイルにはアコギは最高の武器だ。エレキと違い重く、深みのある音はボーカルをどっしりとサポートする。アコギならではのプレイスタイルが際立つ、楽器を熟知した素晴らしいプレイヤーである。ステージはカバーの1部、オリジナルの2部、再びカバーの3部とたっぷり聴かせてくれた。圧巻だったのはオリジナル曲とリンクした60〜70年代名曲メドレー。そして「地中海の舞踏会」「SMOKY」で繰り広げられたデジタル・ディレイの自らのループ・バッキングを活かした一人多重ギターである。いや〜凄かった。KW2UとOHHOのしんちゃん、はれくんは最前列に陣どりやれリクエストは何だとか結構騒いだ。久々に聴き役に回り楽しんだ一夜だった。
とはいえ、最終的に聴き役に徹することも出来ずに、例の打ち上げでは自分のギターを持って参戦。しんちゃんと「TUNAMI」を。学くんとも、ビートルズの楽譜をえいっと開いて出た曲「LADY MADONNA」を即興でセッション。「天国の扉」「I SHOT THE SHERIFF」などいろいろ弾いた。
12月12日(金)
本日、会社にギターとベースを持って出社。何故か?営業部の次長が定年退職することになり、送別会で各部署よりビデオのメッセージを送ることになった。私の所属する2階フロアの4グループでも撮影を行うことになり、そのアイデアが募集された。特に深い思慮もなく「ウィ・アー・ザ・ワールド」を替え歌にして全員でにぎやかに合唱してはどうか、と冗談で提案したところ、何とその案が採用されてしまった!一番アセったのは私自身である。結局そのプロジェクトの製作総指揮を担当せざるを得なくなった。2日の準備期間の間に作詞、編曲、演奏、パート分け、カメラ割り、ロケハン、道具手配等すべてこなさなくてはならなかった。
そしていよいよ本日は撮影の日だ。昨日練習をする予定であったが、いかんせん繁忙期のためついに練習が流れてしまった。昼休みを利用してソロパートをとる私を含む7人を集め、歌唱指導と練習を行った。カラオケ等は皆やるものの、生伴奏はほぼ初体験の面々。それでも皆ノリ良く取り組んでくれたおかげで30分の練習で何とか形を仕上げる。しかし全員の合唱の練習は本番前のわずがな時間しかない・・・。大丈夫なのか?夕方4時過ぎ、3階校正室を利用し、ソロパートをまず別撮り。私のギターの伴奏で歌い始めるS氏、ライオネル・リッチーばりのアフロとヒゲはいいのだが、なかなかメロに乗れずに苦戦。しかし最終的には一発録りでOK。続いて全員を食堂に集め、合唱部分を録画する。約30名が並ぶ壮観さだ。早速ギターを持って即席で歌唱指導。この何分かが勝負だ。歌の下手さでは定評?のある私だが、リードを歌いながら熱血指導。何とかいけそうな気配になって来た。退職するM次長は実際にも2文字の苗字「ウィア〜ザワ〜ルド」をそのまま「M〜次長〜」とピッタリ替え歌にハメられるところがツボだ。いよいよ本番撮影。「M〜次長〜(M〜次長〜)」と、掛け合いも決まる。2コーラス目からはS氏がスプリングスティーンばりにフェイクを決める。皆カツラやお面、ぬいぐるみや帽子をかぶり、楽し気な感じを撮影することが出来た。
聞けば、他の部署でも「何でだろ〜」とか寸劇をやったりとか、とかく凝って作っているらしい。送別の主旨が変わって「かくし芸大会」のようになってしまった。まったく我が社、業績も悪いのに何をやっているのか?しかしこの不景気な世の中、クサラずに楽しんで何かやっていこうという雰囲気だけでも貴重なのではないのかな?
本日はその後忘年会である。何というタイミング。会場は大通りの「B」というカフェだ。イタリアンが美味しい。ここのオーナーシェフは何と我々のサバゲ仲間である。電動ガンを取り出して来て、景品争奪のシューティング大会が始まった。ヒ〜異常だ。それでも女の子もキャーキャーいいながら楽しんでいる。チームのKが見本といって発砲するも当たらず、続いて何人かチャレンジ。女性はハンディとして半分の距離で撃つ。デザイナーのE子ねえさんが当てて景品のTシャツをゲットした。しばらく会話に夢中になっているとオレの番だという。女子の位置で撃っていいという。ナメンなよ〜。と、思いガンを構えたら、なんと、的が半分以下に小さいものになっていた。アハハ、こりゃ当たらないよ〜。と思い、外してウケを狙おうと気軽に発砲。ところが予想に反して命中してしまった。美味しそうなワインをゲット。むむ〜嬉しい。
2次会でカラオケへ。途中100円ショップの前で歌う「じゅんじゅん」に遭遇!寒い中の路上ライブ偉い!3曲ほど聴いてカラオケに行く。さんざん飲んで歌った。
12月7日(日)
身体が疲れているのか、イマイチ体調が悪い。腰もイタいのでウッドベースを抱えるのが辛いので、今日のヤンガーの練習はエレベ1本で行くことにした。「みなみ」のコンサートも終わり、今日はなかなかの出席率である。最近の練習曲「ドナ・リー」を演る。一通りいろいろなパート、センテンスを練習後、先週から初めた「全員ソロ」を行う。中間部のアドリブパート、メンバー全員でソロ回しをするのだ。通常のこの手の曲ではアドリブ・ソロは1〜3人ぐらいで行うものだが、練習だし、各自の技量の向上もあり、最近の練習方針となっているようだ。おかげで、ビッグバンドではなかなかソロパートがないベースにまでソロが回って来る。先週もやったのだが、Aフラットの一発でソロに挑んだところ、どうもところどころ違和感の残る音使いになった。やはりビバップの曲はコード展開に沿ったメロディックなソロでなければ、と実感した。今回はコード進行を考慮しつつソロを展開。違和感なく、気持ちの良い演奏が出来た。だが、常にルートの音を探して一拍目にその音を弾く、というやり方はいかがなものか?保守的にすぎないか?と思ってしまう。次回はその点を課題にしたいと思う。一週間に一回(!)しか、その機会は回って来ないので大事にしたい。なにしろ今日は13人のプレイヤーが全員オープン・ソロ。トータルで30分近くの演奏になった(笑)。そりゃ何回も出来ないな。
12月6日(土)
今日はKW2U、3回目のバンビーノライブ出演である。今回の出演者はリボルバー、KW2UとそしてJAライブや中津川べり、フラニーライブでもご一緒してきたOHHOである。7時定刻にOHHOの演奏が始まった。時間に正確、演奏は完璧、バランスばっちり、というある意味KW2Uと正反対のグループである。見習うべきところが非常に多い方々だ。今日も素晴らしい演奏を披露、場内を確実に魅了していた。アコースティックギター×3+パーカッションに4声コーラスの編成はPAのバランスが難しく、そのため今回はOHHOには自らPAを持参いただき、セッティングからオペレートすべてやっていただくこととなった。大変御苦労さまでした。12月ということもあり、OHHOにしては珍しい季節ものの「クリスマスメドレー」を聴くことが出来た。抜群の完成度を誇るOHHOはそのためか新曲を滅多にこなさない。しかもクリスマスナンバー、この日この曲を聴けた方々はかなり幸運であった。
さて続いて我々katsu with 2Uの登場。かめも無事に復帰して、本来の3人ラインナップでの演奏である。今回もやはり正装で登場。曲はオリジナル「流星」でスタート。katsuのたっての希望でのバラードによるオープニングである。クリスマス用に歌詞を替えての初演奏だ。気がついてくれたふじね夫妻、ありがとう。続いて「Don't let me down」、私がギターに持ち替えて「Tears in Heaven」OHHOのすずくんにパーカッションをお手伝いいただいた。かめ歌で「In My Life」、続いてkatsuがリボルバーのために書いた「明日」というフォーク調の爽やかな曲を及川くんをコーラスに招いて演奏した。そして中小路くんも加わり、ブルースフォーク調の「Walkin`Blues」を。こういう場でのオリジナル曲のジョイントというのは大変珍しいことだ。互いの気心がよくわかりあえていなければ実現不可能なことである。その点リボルバーとはこの夏以来多くのイベントで一緒にやってきた仲、バンビーノもお互い3回目出演であり、記念すべきセッションとすることが出来た。クリスマスらしくジョン・レノンの「Happy X`mas」を。続いてオリジナル「午前0時のClock Rabitts」「Yesterday Once more」ラストは「Desperado」で終了。久々の3人での演奏、そして珍しい形態でのセッション、楽しいものでした。残念だったのは下からの照明が眩しすぎて、また赤い照明時に譜面に朱書きしたコードが殆ど見えなくなり、演奏があやふやになってしまったこと。いや、ミュージシャンたるものどんな場合も想定してステージに臨まねば。反省。
次のリボルバーのステージの前にスペシャルプログラムとして「りぼかめ」が登場。リボルバー及川くんとKW2Uかめがアメワストリートライブで突発的に作ったユニットだ。曲は以前初合わせで好評を得た「翼をください」、かめ作詞に及川くんが曲をつけた「足跡」。大変いい曲に仕上がり評判も上々であった。最後はカズンの「冬のファンタジー」。二人はKW2Uでもリボルバーでも聴くことが出来ない独特な世界を作っていた。
そしてトリを努めるのはリボルバーである。今回はオリジナル曲メインのステージ。及川くんのソングライターとしての技量は素晴らしく、名曲といえるナンバーが豊富にある。そんな彼らに曲をプレゼントしようというkatsuの気前の良さはいかがなものか?と思ったりする。中小路くんの味わい深いボーカルもとても素晴らしい。だが我々とのセッションの影響だろうか?この日の彼らはエンディングに向けてややガソリン切れのような感じが見受けられた。何でもアリのKW2Uのペースにつきあわせ、しかも「りぼかめ」までこなし、かなりのエネルギーを費やすことになっただろう。katsuとともに少し反省。とはいえ新曲「田舎の景色」「エシ」もすっかり板につき、今後のさらなる発展を感じさせた。
この日は開演時から店は大入り状態。出演者の物置きスペースも極端に小さくなり、また入れないで帰るお客さんや席待ちのお客さんが続出という信じられない大盛況であった。これにはKW2Uもリボルバーもびっくり、OHHOはもっと驚愕していた。来月以降の予定はまだたっていないが、またこの場で演るチャンスがあればチャレンジしてみたいなと思った。来場いただいた皆様ありがとう。今回は先月度出演の高橋学くん、盛岡のほていくん、水沢のしめくんなど、多くのミュージシャンの方々にも来ていただけたのも大きな喜びだった。最後に看板の前で恒例の記念撮影。