私達は、障害者も健常者もお子様もご高齢の方もみんなで楽しめる音楽会をめざして、地道な活動をしようと、「音つかいと仲間たち実行委員会」を発足させました。私達音楽家「音つかい」と、一緒に音楽を楽しむお客様がたは仲間達です。
 
早速、夏休みの85日(金)に新宿文化センター小ホールというフラットな空間で「音つかいと仲間たちコンサート」と銘打ったコンサートを開くことになりました。このコンサートは、無名で何の力もない私達だけで頑張らなくては・・・と思っていますが、子供達は夏休みで、障害児もご家族で旅行する方が多いらしいので集客に苦労しています。

「障害の有無や年齢に関係なく楽しめるコンサートをバリアフリーの空間で!」という私達の主旨がなかなか伝わらず、苦戦しています。何でも始めにやる人には風当たりが強いのは日本の風潮であるので仕方が無いのですが、何とか続けて、少しずつ理解者を増やしてゆくしかないと思います。

第一部は、世界の名曲を集めて、ピアノとヴァイオリン、フルートの演奏をお楽しみいただきます。

第二部では、やさしい歌声の安部啓子先生をお迎えして、独唱と、会場の皆様にも一緒に歌っていただくコーナーにします。みなさまのよくご存知の歌や懐かしい歌をご一緒に楽しみましょう。このなかで「千の風にのって」という反戦歌を歌います。これは、911のNY同時多発テロ後1年のセレモニーのときに朗読された詩に日本人 新井満という人が日本語訳して曲をつけたもので、とても優しい歌です。ぜひ皆様に聴いていただきたいと思います。

チラシを同封しますので、どうぞお知合いの方などにお声かけしていただきますと幸いでございます。

5月に開いた福祉コンサート「そよかぜコンサート」について、季刊誌「音楽文化の創造」20057.1発行に音楽会評として掲載された記事コピーを参考までに同封します。

車椅子の方も、介護者も、小さなお子様も、ご高齢の方も気軽に、みんなで楽しみたいと思います。 よろしかったら、どうぞおこし下さい。

会場はバリアフリーですので車椅子のままお入りいただけますし、付近にはたくさんのコインパーキングがございます。

    音つかいを代表して  音楽療法士  丸山ひろ子

                    20057月