1.sheepdog
2.sweet ride
3.motown blood
4.mr.moon
5.the band
6.to china with love
7.paralyzed
8.p.u.s.a.
9.chi ga*
10.little boy jr
11.lady
12.a picture of'em all*
13.she'so*
14.bring'em in
15.lauren's cathedral

*bonus tracks for japan
MANDO DIAO ”bring'em in”  2003
 スェーデンから登場したバンド、マンドゥー・ディアオ(以下MD)のデビュー・アルバム。
 心地よいグルーヴとわかりやすいメロディがなんともいえない。このわかりやすさがやっち。にはとても重要だ。複雑な曲のよさってのは玄人にはわかるだろうけど、やっぱシンプル・イズ・ベストだ。ちなみにブック・レットの解説には50年代のソウル、60年代のリズム&ブルーズからの影響がある、と書かれている。

 ま、MDは聴いているとなんか70年代から80年代にかけて日本の音楽シーンがフォークから普通のポップスに変わっていったころのような懐かしいメロディに似た雰囲気を感じてしまう。ま、ちょい「ダサかっこいい」ところがある。あと、例えるならミスチルの1stアルバムのころのようなインディーズな香りがする。バラードも切ないメロディでぐっとくるのだ。
 それに加えて荒々しい演奏でロックしていてカッコいい。必聴なのだ。
 たとえるなら、DATSUNSをもうすこしポップにしてやわらかくしたカンジか。「ちょっとDATSUNSはやかましすぎるかなぁ。。。」と思った人は即買でしょう。あと、HCSSとかbackyard babiesが好きで、もうすこし軽めの音でも大丈夫、という人は絶対MDのポップでメロディアスなサウンドに感動するこでしょ。オススメです。

 1、2、3、4、5が良い。特に頭の1から衝撃的だ。あとバラード4がとてもいい。少し涼しくなった秋の夜に、透き通った空に浮かぶ月に似た美しさをもった曲だ。


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