MUSIC REVIEW-JOE SATRIANI



 やっち。が音楽を聴き始めるきっかけとなったのは、チェッカーズ、近藤真彦(字あってる?)、中森明菜、ジュンスカイウォーカーズ、ユニコーン、サザン・オールスターズ、BONJOVI、さだまさし、である。残念ながら、山口百恵、ピンク・レディーはすでに引退し、西城秀樹(字あってる?)はとうに全盛期を過ぎていた。

 しかし、これらの音楽に影響を受け、聴いていたのは中学生までであった。

 やっち。高校2年生の時、その音楽遍歴に大きな変化が訪れた。

 Joe Satriani、である。

 HR/HM(ハード・ロック/ヘヴィー・メタル)を聴く直接のきっかけとなった人物である。BON JOVIでも、このHPのメイン(のハズ)のJohn Sykesでもない。
 Joe Satrianiの2ndアルバム「SURFING WITH ALIEN」はギター・インスト・アルバム(注:ヴォーカルの入ってない、楽器だけの音楽アルバム)であるにも拘わらず全米チャート29位に入り、プラチナディスクを獲得。全世界で100万枚以上を売り上げた。
 で、僕が影響を受けたのはこの「SURFING WITH ALIEN」、ではなく、次の次の次ににリリースされた5thアルバム「THE EXTREMIST」である。
 さ、前置きはこれくらいにして、そのJoe Satrianiのアルバムをどどーんとレビュー(といっても僕の所有している7枚についてですがぁ/泣)。


「NOT OF THIS EARTH」/1986年

 記念すべき「ジョーサト」のソロ・デビュー作。その内容はまさに「超絶テクを持つギタリストの自己満足的インスト・アルバム」と評されて然るべき作品。多分、一般の人がこのアルバムを聴いてみても得るところはないかもしれない。
 しかし、ギターを弾いている人がこれを聴くとカルチャー・ショックをうけるかもしれない。「精神分裂でF××K!!」と知り合いのギター・キッズが大絶賛していた。
「SURFING WITH THE ALIEN」/1987年

 先述のとおり、ジョーサトは一気にスターダムに上り詰める。今でもこのアルバムの収録曲は、スポーツ・ニュースのBGMに使用されている。
「THE EXTREMIST」/1992年

 やっち。がHR/HMに目覚めるきっかけとなったアルバム。誰がなんと言おうと@「FRIENDS」は名曲中の名曲。これを聴いて感動しない人はギターという楽器を理解しない人である。「ギターが唄っている!!」と衝撃を受けること、間違いなし。80年代のすばらしいHR/HMの時代を経て、この時代の最高のギタリストが最高の楽曲でインスト・アルバムを創った、と言える。
 今までアルバム・ジャケットが醜悪だったが、このアルバムから一転。実にメタリックでかっこいいジャケットになっている。なぜかCDがゴールドにコーティングされている。
 
「TIME MACHINE」/1993年

 2CD。1枚はオリジナル・アルバム。2枚目はライブ・アルバムになっている。
「JOE SATRIANI」/1995年

 今までの「ロック・ギター・インスト」というジャンルを離れ、何故かジャズ・フュージョン・ブルースをルーツに作成された、と思われるアルバム。ジャケットからもわかるように、内容も結構渋くしあがっている。
 衝撃的ではないが、今、改めて聴くとなかなか味わい深いアルバム。
「CRYSTAL PLANET」/1998年

 前作で「やっぱ俺はロックだよな」とジョーサト自身が思ったかどうかはともかく、「原点回帰」といえる内容になっている。現在、スポーツ・ニュースでながれているインストけっこうこのアルバムの収録曲だったりする。
「SEATTLE 1993」/1993年(イタリア盤/海賊盤?)

 「FRIENDS」のライブ・ヴァージョンを聴きたい一心で購入したアルバム。はたしてこれは海賊盤なのだろうか?よくわからん。
 一応、このアルバムだけは収録曲を紹介。
@THE EXTREMIST
AICE NINE
BFLYINGIN A BLUE DREAM
CSUMMER SONG
DCIRCLES
ETHE CRUSH OF LOVE
FTEARS IN THE RAIN
GI BLIEVE
HALWAYS WITH ME ALWAYS WITH YOU
IONE BIG RUSH
JTHE MYSTICAL POTATO HEAD GROOVE THING
KDRUM SOLO
LFRIENDS
MWAR