『Slippery When Wet』 /1986年 |
一気にBON JOVIの名を世界に広めた3rdアルバム。ライブでは欠かすことのできない、永遠のロック・アンセム「You
Give Love A Bad Name」、「Livin' On A Prayer」が収録されている。 僕はこのアルバムを98年に聴いたので、@「Let It Rock」を聴いた時は「えっらい、オールド・ファッションやねぇ。でも、当時はこんな曲ばっかだったんかねぇ。」と思ったもんだ。アルバムを通して聴いていると@も違和感無く、聴けるようになったけど、正直この曲をアタマにもってこなくてもよかろう、と当時は思った。 この他にも名バラード「Without Your Love」、「Never Say Goodbye」がとても良い。 ちなみに先輩のバンドがEの「Raise Your Hands」をコピーしていたが、なにゆえこの曲を選んだんじゃ?と正直思ったもんだ。 |
『New Jersey』 /1988年 |
僕が初めて聴いたBON JOVIのアルバム。4thアルバム。当時、僕は10歳。小学校4年であった。大手電機メーカーのイメージ・キャラクターとしてTVCMにガンガン出ていた彼らは、小学生の僕でも、素直にカッコイイと思った。何かをカッコイイと思ったのは彼らが最初ではなかったろうか(そりゃ言い過ぎか)。 このアルバムも素晴らしい楽曲満載で、今聴いても、先の3rdと異なり違和感無く聴ける、かな?@ABなんかは永遠に残したいロック・アンセム。そしてCHIのバラードも素晴らしい。ミドル・テンポのDも根強い人気がある。Fも良い曲だ。 この4thアルバムまでがいわゆるBON JOVIの「アイドル・バンド時代」であろうか。 たまにBON JOVIをそういった認識で見てる人もいる(もしかしたらこれが大方の見方かもしれないけど)。しかし、80年代のハード・ロック史上に残る名盤である。 ちなみに彼らのぶりぶり・アイドル時代を拝みたければビデオ・クリップを集めた『Cross Road』を見てみよう。めっちゃ、かっこええんだわ、これが。 |
『Keep The Faith』 /1992年 |
アイドル・バンドに疲れたのか(苦笑)、今までとはうってかわって渋いロック・アルバムになった5thアルバム。 ただ渋くなっただけならまだしも、90年代という時代もあってか、暗く、ヘヴィになってしまった感じがある。Aの「Keep The Faith」をはじめ歌曲揃いである。俺にこの曲のシャウトやらせると上手いぜ(勘違い)。バラードのCD何ぞはベッドの上で裸の女と絡まりながら聴きたいもんである(願望)。 |
『Cross Road』 /1994年 |
ベスト・アルバム。発売国によって選曲が異なっている。確かアメリカ盤、ヨーロッパ盤、日本盤とあったハズだが・・・(汗)。 新曲として収録された「Someday I'll Be Saturday Night」、「Always」も非常に良い曲だ。前者はアコースティカルでコーラスが聴いててとても気持が良いロック・チューン。後者はぐっとくるバラード。 恐ろしいことにこの2曲をかつてバンドでしたことが・・・。いや、恐ろしい。 |
『These Days』 /1995年 |
前作に引き続き、しぶーい大人のロック中心の6thアルバム。 なんか、暗いだの、渋すぎるだの言われたけどこれはこれで良い曲が集まったアルバムだ。ちなみに、このアルバムが出た当時、僕は高校生だったが、あまりに渋すぎて全部同じ曲に聴こえて、すぐに聴くのを辞めてしまったという経緯がある(汗)。今でも、なんで当時これが全部同じ曲に聴こえたのか不思議である。 @ABCDは自他ともに認める人気曲であるが、僕はHの「Hearts Breaking Even」が大好きだ。E「Damned」も良い曲だ。 ところでK「Diamond Ring」は日本が誇るKの「与○」に聴こえるのは僕だけだろうか。 |
『Crush』 /2000年 |
前々作、前作でのダークなイメージを一心。明るい本来のロック・バンドであるBON
JOVIの魅力が復活した7thアルバム。 なんだかんだ言って、前々作、前作は暗いながらも名曲揃いの良いアルバムだったと言っても、やっぱBON JOVIこう来なくちゃね、と今なら思ってしまう。リリースから2年経ってそう思うようになったなぁ。なんでだろう。 さて、@の「It'sMyLife」しか良い曲が無い、という輩は「タコ」である。 @の「It'sMyLife」すら良くないからアルバムも全然聴いてない、という輩も「タコ」である。 さてさて、私事であるがこのアルバム・リリース当時、やっち。は失恋中で、部屋では四六時中、福山雅治の「桜坂」が流れている始末であったから、やっち。にとって@はheaveyすぎた(爆)。そんな僕の心を癒してくれたのが前作の『These Days』アルバムであり、『Crush』収録のF「Mystery Train」であり、Eの「Just Older」であった。Eは歌詞が良いねぇ。なんでも30代のちょっと大人のBJファンの心をとらえたとか(笑)。 |
そして、去年のアメリカ同時多発テロの日と同じ日に、
日本で彼らのニュー・アルバム「Bounce」がリリースされる。
僕にロックのカッコよさを、一番最初に教えてくれたこのバンドは
2002年に一体僕に何を感じさせてくれるだろうか。
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