未知の世界 後編
未知の世界の突入した我々2人



少しパニくりながらソファーに腰を据えた



薄暗い部屋



普段はありえへんぐらいのキワドイ服のおねえちゃん



香水のにおい



すでに形勢は圧倒的に
不利!



そこに間髪入れずにこの道20年といわんばかりのダンディー登場



すぐさま



「希望の娘とかは?」



「え!?あ、○○ちゃん(友達の店での名前)で」




この一言があとで恐怖となろうとはそのときは知る由もなかった





友達が登場し、我々は少し落ち着いた



2人でいったので、おねえちゃんは2人つく



1人は友達なので昔話に華がさく



もう1人は我々のトークについてこれていなかった



むしろなかなか話せないって感じだった



形勢逆転である



こういう店で働いてるってことはそれなりにトークの
プロのはずである



そのプロを圧倒する我々



この戦いもらったぁ〜!!



30分後、その娘が別の娘とチェンジ



しかしノリにのってる我々



どんな
猛者がきても敵ではない



しかしその考えは甘かった



俺より体がでかい娘登場



座るなりベラベラと話しだした



あまりのマシンガントークに俺は早々にリタイヤ



友達の方としゃべりはじめた



俺がリタイヤしてもうちのリーサルウェポン、
Mr.アフロがいるからと安心していたからである



アフロのトークははっきりいってすごい



奴を
凌駕する人を俺は未だしらない



しかし事態は一変した



アフロの口数がどんどん減っていく



結果





娘の
圧勝であった





後に彼はこう語っている



「俺の敗北、、、  まさかああも完敗だと、言い訳のしようがない、面目ない(哀)」




まさに
お水の洗礼



あの娘はきっとあの店のリーサルウェポンであろう



我々がうちのめされたころに時間となった



1時間4000円のはずだったので2人で
8000円のはずである





「それではお会計、9000円でございます」





「え!?」






あわてて明細をみてみる



そこには・・・






指名料金 1000円






店にはいってきたときのダンディーとの会話を思い出してみよう



まさかあの一言で1000円もとられるとは。。。



パニくってた上に突然きかれたら人というものはなにかしら答えてしまうものである



それをすべて承知のうえで狙ったように聞いてきた
ダンディー



さすがこの道20年という風格をしてるだけのことはある



またもやお水の洗礼をうけた我々



友達に会いにきて、話しただけで1000円



ありえん、ありえへん!!



死人に鞭打つとはまさにこのことである



落ち武者と化した我々はそのまま街に消えていった・・

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