自らの使命

みなさんにお聞きします





奇跡を信じますか?





神を信じますか?





生を受けるにあたって使命を持っていることを信じますか?









俺はそんなの信じない!










そう断言できる、、、、いやできていた







しかしある奇跡が自らの身に起こり、考えは一変した








事件はアフロ氏との電話での会話から始まった






アフロ氏「まだおまえからの年賀状届いてないんやけど?」






この一言から奇跡は始まった







いや、彼と出会った時から始まっていた






俺は今年は年賀状を出さないつもりでいた





今年に限ってはそんな気分ではなかったからだ





ただ年賀状を送ってくれた方にのみ返そうと考えていた





そんな気分でもアフロ氏からのリクエスト





愛すべき男からのリクエストを断ることができるか!?








答えは









即刻俺は年賀状作成にとりかかる





作成するからには彼のおなかを一杯にしたい!





そんな熱意で彼に送ったのがこれだ!






                 






自慢することではないが、俺は彼のツボを心得ているつもりだ





この作品は彼にとってはストライク





絶対的な自信を持ち、彼からの反応を待った





しかし彼からの反応は予想の範囲を超えていた










そう、奇跡が起こったのである







とりあえず彼からきたメールをみてもらおう






〜アフロ氏からのメール〜

最初に見て思ったこと、これははっきりいって君も全くもって
予想だにしていなかったことだと思う。

というのは、
話は数年前に及ぶ、、、
某Sさんとお付き合いしていたころの話までさかのぼらないといけない。
彼女は僕と付き合ってすぐに3週間のホームスティにでかけた。
まだラブラブ中である。当然、3日に一度くらいで手紙が届いていた。
3回目くらいの手紙だろうか…
はだかのおっさん、砂浜、帽子の3点で構成された絵葉書だった。
その当時はかなり爆笑した。

時は経ち、あれから4年弱の時間が経ち、はっきりいって
思い出さないと思い出せないくらいの思い出。。。

そんなときに君から待望の年賀状が届いた…
裏をみるや、はっとさせらたね、当時を思い出したね、
そう、まさにその写真が…

今現在僕の封印ボックスには、同じおっさんの、同じ帽子の、同じ砂浜の
絵葉書が2枚あります。








俺の用いた画像と、数年前のアフロ氏の彼女が用いた画像同じ






こんな偶然があっていいのだろうか?






これはもう奇跡というべきであろう








世界には星の数ほどある画像






その中から同じ画像を選び同じ人物に送る










確率的には宝くじを凌駕する








俺はその奇跡をまのあたりにし、そして悟った









俺が生を受けたのは、この奇跡を起こすため










そしてそれが俺という人間の使命








アフロ氏とのさまざまな思い出&伝説







それらはすべて今回のための前振り









つまり神の粋な計らい








俺はもうすぐ死ぬかもしれません







使命を終えた今・・・







神から帰って来い!と言われるのも時間の問題









学者は論文を残す





芸術家は作品を残す






スポーツ選手は記録と記憶を残す







つまり生きた証を誰もが残す







そして








俺の生きた証はこの奇跡(年賀状)









俺が今望むことは、俺が40歳になったときに同じ絵の年賀状を彼からもらうこと







もちろんその画像は同じシチュエーションで彼自身が実行&撮影







彼の使命が同じ絵柄のはがきをもらうことではないことを切に願う




我が親友、アフロ氏へ


今回君の実名を登場させてしまったことをまず陳謝致します

偽名やモザイクをかけるとなんか嘘っぽくなると判断したからです

今回の出来事で君が親友であるということを改めて実感した

君とは一生の付き合いになる気がするよ

奇跡に感謝! 君に感謝!!

                                closer