撲殺

日本中が熱くなったワールドカップが終わり、いよいよ夏本番です






汗かきな俺だが、夏という季節はたいへん好きな季節





だがここ愛知県の夏だけは好きになれそうにない!





まだ夏本番にもなってねぇというのにこの暑さ





暑いだけならまだしも、前に「蒸し」がつくという二重苦





さらにそんな状況下で満員の電車にのらねばならぬという事実





何度駅員に「これって罰ゲームですか?」と尋ねようとしたか・・・





そんな状況を毎日味わってるわけであって、正直鬱です





しかし社会の厳しさというんでしょうか、行かねばならんのです





大学のころならば自主休講確定な状況でもね







そんなある日、奴らが俺の前に現れました





奴らとは見知らぬ老人夫婦






通勤ラッシュ&蒸し暑さグロッキーな俺にその老夫婦は話しかけてきたのです







いったい俺に何の用だというのか!?





あなたたちの目の前にいる男あなたたちより死に近い場所にいる輩







ただの憐みで声をかけただけなのか?







ま、まさかナンパ!?





正常な状態ならば100%ナンパではない状況!!






だがその時の俺はどうかしていた






いろんなことを考えつつ俺は答える






俺「はい?なんですか??」






老夫婦「すみません、●●まで行きたいんですがどの地下鉄にのればいいんでしょうか?」







あ、あせらせやがって!!!






ただ道を尋ねたかっただけかい!!!(今考えると当たり前だが)







ようやく正常になりつつあった俺は老夫婦に教える






偶然にも過去に老夫婦が行こうとしていた場所に行ったことがあったために分かったのだ






俺は親切に詳しく教えた。。。。。詳しく







「ありがとう」といいつつ老夫婦は去っていった







朝から良いことをしたもんだ♪






そう思っていた俺の気分は5秒で粉砕される






老夫婦が気になり後ろをふりむくと・・・・








再び駅員に尋ねている老夫婦を発見!!












か、神よ!




あの時
撲殺すべきだったのでしょうか?






我に答えを!!!