愕然

「愕然(がくぜん)」という言葉をご存知だろうか?




調べたところ、「非常におどろくさま」という意味の言葉である




非常にということなので、よほどのことがない限りこれは使用不可である




愕然な状況がどんな状況か?




それはたぶん絶句してしまう状況であろう




ゆえに「まじで!?」「びっくりしたぁ!」と声が自然と出る状況はあてはまらない




むろん「おーまいがー!!」などは論外である





よって、普通の生活をしていれば、めったに愕然とするということはありえない




しかしあえて今回は愕然という言葉を使わせてもらう




それを使用するに値する出来事が勃発したのだ









事件は去年のクリスマス時期にさかのぼる




法事のために実家に帰っていた俺




実家には俺の部屋というものはとっくに消滅している




だから寝る場所が毎回違う




今回は法事のためにいろんな人がくるので、俺はおやじの仕事場で寝ることになった




エアコン&ストーブ、さらにPCもあるので快適な空間である




俺は自分のサイトが気になりPCをひらくことにした




ちょうどおかんが近くにいやがったので、他のサイトをのぞくはめに!





PCをたちあげたとき事件勃発





俺は愕然とした!





PCの壁紙にはどこかでみたことある人サックスを奏でていた





すべてを悟るまでに時間はそうかからなかった







お、おやじ!?







そこにおかんがさらに愕然とさせる発言を!






おかん「あ!気づいた(笑)それおとうさんやで






や、やはり






おかん「おとうさん、最近バンドにはいったんよ」






・・・・・(絶句)





ここで勘違いしないでほしいのが、バンドといっても50歳代の人がするようなバンド





しかしバンドであることにかわりはない





そういえばその日は夜からおやじの姿がみえなかった





俺「お、おやじは?





おかん「今バンドの練習にいっとるで」






実の息子が帰ってきているというのに!?





それほどおやじはバンドにのめりこんでいるのか?






50歳をこしてバンドに加入




戦国時代ならばすでに人生に幕をおろしてる年齢である




さらにサックス




武田真治 ばりにサックスを奏でているとでもいうのか!?







おやじの今後が気になる今日この頃です

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