洗礼
『凹む』とはまさにこのこと!




そんな出来事が勃発してしまいました






俺の大学では4年にあがると一人一人研究室にわけられます




自分はT研究室なるところに配属となりました




実は。。。物理なるもんを専攻しています




「物理学」と聞くと難しいというイメージをもつでしょう




そう、難しいのです!!(汗)




高校のときの物理とは比較できないほど難しい!




それが理由で、高校のときの物理に燃えていた自分は今ではどこへいったのやら




さらに追加して説明すると大学に5年通ってます・・・




え!?大学って4年間じゃないの?




そんなツッコミは傷つくのでやめて!




2年の時にバイトをやりすぎたんだよ!!(言い訳)




そんなわけでなんとか4年生になれたわけです




物理には理論系実験系とにおおまかに別れます




自分が所属してるT研究室理論系に分類されます




さらに卒論なるもんがありません♪




それがこの研究室を選んだ一番の理由!!




どうして卒論がないのか?




それは難しい内容なので学部生ごときには何もできないからです




理論系はほとんどそうだと思います(ゆえに理論系専攻)




つまりゼミは1年中、英語の本の英訳と説明のみ




基本がなってない俺にはそれでもかなり過酷でした




英語 + わけのわからん式 + 周りの人は頭良すぎ




俺にとってはまさに三重苦




しかしその過酷な体験ももう終わりです




俺の発表の番は終了しました




事件はそのときに勃発しました






ゼミが終了したときに担当教官が口をひらきました




教官「え〜、ゼミは来週で一応終わりです」




俺の心の中「よし!ミッション終了!」




教官「で、そのあとの予定ですけど・・・」




俺の心の中「え!?そのあとの予定って・・・ま、まさか」




教官「大学院生に研究結果を発表してもらいます」




俺の心の中「ふぅ〜、驚かせやがって」




教官「で、4年生なんですけど・・・」




俺の心の中「一難さってまた一難!なにかせねばならんのか!?




教官「なにか人の論文を読んでもらおうかなって思ってます」




俺の心の中「神よ!まだ俺に試練を与えるのですか?」




教官「でも卒業旅行なんかを計画してるならやめますけど・・」




俺の心の中「・・・・・え!?卒業旅行??




卒業旅行などすっかり忘れとった!!!




卒業旅行という言葉さえ何年ぶりかに思い出した(汗)




ここで重要なことは俺が1年余分に大学にいるということである




留年者の洗礼の一つとして友達が極端に減るということがある




仲のいいダチはすでに卒業してたり、さらに留年が決定しているである




卒業間際になり、留年の洗礼を受けることになるとは。。。




正直、かなり凹んだよ




一人旅とも考えましたが、さらに凹みそうなのでやめときます




俺が旅にでるとすれば・・・・それは帰ることのない旅






つまり失踪!






この事実を2留決定の輩に話したところ、爆笑されました





なんでおまえ2回も留年してんだよ!!
おまえが俺と同じく進級してればこんな思いなどしなくてもよかったんだ!
だいたい大学に6年もいくって小学校級やん!!






などと、心の中で叫んだことは言わずともわかるであろう







憧れの卒業旅行の夢・・・・ここに散る


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