と言うことで、邦題ネタ。 ジャンルを問わず洋楽の日本盤には必ずと言って良いくらい「邦題」が付くのが我が国の決まりです(笑)。単にカタカナにしたものだって立派な邦題。邦楽の場合はタイトルが英語でもカタカナを並べて書くパターンは少ない。そう思って『uterus』を見たら曲にもカタカナ名が書かれてた(汗)。
で、カタカナ邦題で多いパターンが定冠詞や複数形を無視したタイトルや勝手に短くするもの。 「The Future Free」→「フューチャー・フリー」 from 『ELEVENTEEN』 Daisy Cyainsaw 「dogs」→「ドッグ」 from 『ANIMALS』 PINK FLOYD 「You're My Best Friend」→「マイ・ベスト・フレンド」 from 『A Night At The Opera』 Queen
だが、ここでの醍醐味は直訳、意訳問わず、素晴らしい日本語を付けられた作品だ。 有名な邦題にDavid Bowieの傑作アルバム『The Rize And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars』に初期の頃に付けられた次の邦題がある。『屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群』。。。素晴らしい直球!絶句だ(号泣)。72年ということで、今のように海外アーティストの状況が家に居たって分かるような時代ではないことを差し引いても、邦題担当者は何も考えなかったのだろうか?この作品の翌年に、Bowieが自らのバンドSpiders From Marsを従えて来日した時、きっと担当者は焦ったんだろうな(笑)
次が恥ずかしい系。 このジャンル(?)では初期Japanの独壇場です(汗) 「Transmission」→「魅惑への招待」 「The Unconventional」→「奇しい絆」 「Performance」→「美しき愛欲」 「Suburban Love」→「愛の回転木馬」 全て1stの『Adolescent Sex』→『果てしなき反抗』(涙)からです。 人前で会話できないよ(笑)。 「Japanの1st聴いた?愛の回転木馬よくねぇ」 「いや俺は美しき愛欲が好きだ!」
左は「ジジーがイギーでひな祭り」の日に店内に貼られていた『Raw Power』のジャケコピー。 タイトル曲は日本でもシングルになったが、その時の邦題は「淫力魔人のテーマ」(号泣)
続きそう(笑)
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