下北沢CLUB Queで行われたWalrusとSeattle共同企画イベントに行って来た。
一番手はcondor44。いつもと同じような淡々とした演奏でそれなりに楽しめた。二番手のSeattleは相変わらずボーカルが苦手。音の方は結構好きなタイプなのでいっそインストバンドだったらと考えてしまった(汗)。
お目当てのWalrusはトリ。前方には数人のVIDEO撮影隊が登場しWalrus周辺で何かが動き出していることを感じさせる。1曲目は今年になってから演奏されるようになったタイトルがわからない曲。以前、THE PRIVATESとLoopusが対バンした際、延原がLoopusの音を「包み込むような」と表現したが、Walrusの音もある種の包み込み感が魅力だ。しかも轟音で包み込まれるのだ。ベースはシンセ系のエフェクトが絡んで低音部を担当すると言うよりも一種のメロ用楽器と化している。これも特徴的。2曲目の「青いナイフ」に続く「So Sad」はかなり古い曲、LIVEで聴いたのは初めてかも知れない。最近はまだCDになっていない新曲を中心に古い曲を1・2曲入れるというパターンが多い。次の「コーンフレーク」は子供の頃に食べた甘いコーンフレークの思い出をグランジ系のメロに乗せて歌うWalrusにしては珍しい曲調のこれまた未発表曲だ。その後はこのところの定番とも言える「namida」、「blind」で後半を盛り上げる。「blind」はいつもオーラスで演ることが多いので、今日もこれで最後かと思っていたら、曲の最後に延々と響く轟音の彼方から美しいギターのメロディが浮かび上がってきた。やった!「DYED」だ!Loopusとのツーマン時に初めて彼らを見た時、一番気に入った曲。自分がWalrus好きになった原点とも言える曲。嬉しい選曲だ。この音をいつまでも浴び続けていたかったが本編はここで終了。
無理かな?と思いつつアンコールの声が沸き上がる。ほどなくメンバーが再登場。実は私が見に行ったLIVEで彼らがアンコールに応えたのは今夜が最初。「最近見ている人は知らない曲かも」とコメントして始まったのは「moth」。上にも書いたLoopusとの対バンで初めて見たWalrus時にもラストに演奏された曲だ。しかし「知らない曲」になっていたのはボーカルのakitomo本人だったようで、途中の歌詞をすっっぽりと忘れてしまったらしく、サビ部以外がインスト曲状態になってしまった(笑)。次回LIVEはどうやらLOOPUSと被ってしまった模様(汗)。むぅ。。。残念。
新曲 ※ 蒼いナイフ ※ So Sad コンフレーク ※ namida ※ blind ※ DYED
moth
※はCD化されていない曲。タイトルは仮題の可能性もあると思う。
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