エイリアン日記

A Reality Tour その2 [2004年03月09日(火)]

てなわけで、二日目だ。今日は前座があるので昨日よりも短くなってしまうのか〜?と心配していた。19時50分、昨晩と同じ曲でBowieスタート!その後は予想通り初日のセットから何曲か入れ替えてきた。今日は細かい話は書かないが、「Slip Away」の後にThe Stylophone(楽器のようなもの)を紹介するために「Space Oddity」を最初のワンフレーズだけ歌ってくれたことと、アンコール1曲目の「Bring Me The Disco King」を西側の橋の上で歌ってくれたことが嬉しかった。そう、今日も西スタンドだったのだ。

前々作のツアーからほぼ同一メンツのバンドは、とても安定感があった。The Spiders From Mars時代から度々Bowieのバックでピアノを弾いているMike Garson(マイク・ガースン)は文句無しのはまり具合。2人だけでしっとりと決めた「Bring Me The Disco King」は染みました。Earl Slick(アール・スリック)がMick Ronson時代の曲を完コピでプレーしたのも印象深かった。プロとしては悩ましい仕事だったろうが、これはこれで潔いとも感じた。もう一人のギターGerry Leonard(ゲリー・レオナルド)のテクニカルな演奏やコーラス、キーボード、ギター、パーカッションを器用にこなすCatherine Russell(キャサリン・ラッセル)も渋い。リズムを支えるSterling Campbell(スターリン・キャンベル)とGail Ann Dorsey(ゲイル・アン・ドロシー)の骨太な演奏はこのバンドの要です。特にGail Ann Dorseyのベースとボーカルには正直驚いた。CDやVIDEO以上にパワフルだ。

開演前に心配していた前座による本編への影響も無し。つーか3曲も増えた(笑)。終わった時間もあまり武道館では記憶がない22時20分頃。もう最高過ぎ。2日で55曲(ダブり除いても34曲+1)!!現実復帰困難です(笑)。大阪も行きたい!

そうそう、少しエコーが深すぎた印象ですが、両日とも武道館にしては良い音でした。あと30年のギャップを超えた曲が不規則に並んでも全く違和感を感じさせないアレンジも秀逸だった。

01 Rebel Rebel
02 Hang On To Yourself
03 New Killer Star
04 Fashion
05 Cactus
06 All The Young Dudes
07 China Girl
08 Reality
09 5:15 The Angels Have Gone
10 The Man Who Sold The World
11 Hallo Spaceboy
12 Sunday
13 Heathen (The Rays)
14 Under Pressure
15 Slip Away〜Space Oddity
16 Looking For Water
17 Quicksand
18 The Loneliest Guy
19 Afraid
20 Be My Wife
21 A New Career In A New Town
22 Ashes To Ashes
23 I'm Afraid of Americans
24 "Heroes"

(Encore)
25 Bring Me The Disco King
26 Five Years
27 Fall Dog Bombs The Moon
28 Suffragette City
29 Ziggy Stardust