てなわけで、二日目だ。今日は前座があるので昨日よりも短くなってしまうのか〜?と心配していた。19時50分、昨晩と同じ曲でBowieスタート!その後は予想通り初日のセットから何曲か入れ替えてきた。今日は細かい話は書かないが、「Slip Away」の後にThe Stylophone(楽器のようなもの)を紹介するために「Space Oddity」を最初のワンフレーズだけ歌ってくれたことと、アンコール1曲目の「Bring Me The Disco King」を西側の橋の上で歌ってくれたことが嬉しかった。そう、今日も西スタンドだったのだ。
前々作のツアーからほぼ同一メンツのバンドは、とても安定感があった。The Spiders From Mars時代から度々Bowieのバックでピアノを弾いているMike Garson(マイク・ガースン)は文句無しのはまり具合。2人だけでしっとりと決めた「Bring Me The Disco King」は染みました。Earl Slick(アール・スリック)がMick Ronson時代の曲を完コピでプレーしたのも印象深かった。プロとしては悩ましい仕事だったろうが、これはこれで潔いとも感じた。もう一人のギターGerry Leonard(ゲリー・レオナルド)のテクニカルな演奏やコーラス、キーボード、ギター、パーカッションを器用にこなすCatherine Russell(キャサリン・ラッセル)も渋い。リズムを支えるSterling Campbell(スターリン・キャンベル)とGail Ann Dorsey(ゲイル・アン・ドロシー)の骨太な演奏はこのバンドの要です。特にGail Ann Dorseyのベースとボーカルには正直驚いた。CDやVIDEO以上にパワフルだ。
開演前に心配していた前座による本編への影響も無し。つーか3曲も増えた(笑)。終わった時間もあまり武道館では記憶がない22時20分頃。もう最高過ぎ。2日で55曲(ダブり除いても34曲+1)!!現実復帰困難です(笑)。大阪も行きたい!
そうそう、少しエコーが深すぎた印象ですが、両日とも武道館にしては良い音でした。あと30年のギャップを超えた曲が不規則に並んでも全く違和感を感じさせないアレンジも秀逸だった。
01 Rebel Rebel 02 Hang On To Yourself 03 New Killer Star 04 Fashion 05 Cactus 06 All The Young Dudes 07 China Girl 08 Reality 09 5:15 The Angels Have Gone 10 The Man Who Sold The World 11 Hallo Spaceboy 12 Sunday 13 Heathen (The Rays) 14 Under Pressure 15 Slip Away〜Space Oddity 16 Looking For Water 17 Quicksand 18 The Loneliest Guy 19 Afraid 20 Be My Wife 21 A New Career In A New Town 22 Ashes To Ashes 23 I'm Afraid of Americans 24 "Heroes"
(Encore) 25 Bring Me The Disco King 26 Five Years 27 Fall Dog Bombs The Moon 28 Suffragette City 29 Ziggy Stardust
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