History Of Pop Music
よくあるロックの名曲ではなくて、ポップミュージックの名曲を当サイトが厳選して紹介しています。選曲は全米Top5に入った曲はそれだけで名曲で、膨大なリストとなるため外しています。 ミシガン州Bay City出身のポップシンガーMadonnaの1985年に全英1位を獲得した曲です。全米では「Angel」のB面でカットされていないもののMadonnaの80年代絶頂期を象徴するヒットで知られています。『Like A Virgin』と『True Blue』の間に出された映画『マドンナのスーザンを探して』からのシングルで、MadonnaとBreakfast ClubのStephen Brayによる作プロデュースになっています、タイトル通りにグルーブ感たっぷりのメロディが素晴らしいナンバーです。 WalesはSkewen出身のポップシンガーBonnie Tylerの全米34位、全英2位を記録した曲です。Bonnie Tylerは全米1位を獲得した「Total Eclipse Of The Heart」が有名ですが、この曲は84年に大ブームを起こした映画『Footloose』からのシングルで、チャート順位以上に80年代のポップスを代表する曲として知られます。プロデュースはヒットメイカーJim Steinmanで、Footlooseの曲を手掛けたDean Pitchfordとの共作。ドラマチックな展開に躍動感のあるメロディが魅力です。日本では葛城ユキと麻倉未稀によりカバーされました。 レバノンはベイルート生まれのイタリアンシンガーGazeboのヒット曲ですが、全米と全英では登場せず、日本のオリコンチャートでは9位を記録しています。ピアノの悲しそうな調べが印象的なポップミュージックで、昼ドラのようなPVもまた話題になりました。日本では「雨音はショパンの調べ」で小林麻美によりカバーされています。 ロンドンで結成されたポップグループDream Academyの全米7位、全英15位を記録した曲です。イギリスのフォークシンガーNick Drakeへの哀歌で、Pink FloydのDavid Guilmourがプロデュースしています。この曲の印象的なのはサビの「ヘイ・マ・マ」というチャントで、クラシカルな童謡っぽさがあり、Beatlesなどの歌詞も合わさってノスタルジックさも感じさせます。 イングランドはマンチェスターで結成されたSwing Out Sisterのブレイクヒットで、1986年に全米6位、全英4位を記録しています。バカラックの影響を受けたAndyのメロディにボーカルCorinneのエレガントなパフォーマンスは日本でも人気となりCMに90年代にはドラマ主題歌を手掛ける活躍を見せます。華やかで、それでいながらクラシカルな曲は80年代を代表するポップスの名曲です。 ロンドンで結成されたNeil TennantとChris LoweのコンビPet Shop Boysの1987年に全米9位、全英1位を記録した曲です。Pet Shop Boysは「West End Girls」という全米1位ヒットでデビューして、今もなおチャートで活躍し続けるレジェンドアーチストです。この曲は邦題が「哀しみの天使」で、シンセサイザーポップスながら、オーケストラをバックに壮大なメロディの大曲になっています。 スコットランドはDundeeで結成されたロックバンドDanny Wilsonの全米23位、全英3位を記録した曲。美しいメロディと切ないボーカル、そして印象的な「Save Me」というサビのフレーズはチャートヒット以上に心に残るポップスの名曲です。 イングランドはリバプール出身のColin VearncombeことBlackの1986年に全英8位を記録した曲です。タイトルと相反して破産中に書かれたこの曲は、感傷的でありほろ苦さのあるバラードで、サビメロは普遍的な魅力があります。日本でもCMで使われるなどチャートヒット以上に知られています。 ニュージャージー州Newark出身のソウルシンガーWhitney HoustonはMadonnaと同じく80年代に登場したスターでした。特にデビューアルバムからの1985年のシングル「Saving All My Love For You」から1988年の「Where Do Broken Hearts Go」まで7曲連続で全米1位を記録したのは語り継がれる伝説の一つです。そんなWhitney Houstonのシングルカットされていない名曲の代表がJermain Jacksonとのデュエット「Take Good Care Of My Heart」です。切ないメロディでサビの2段展開、そしてラストまでの構成が素晴らしい。 QueenのボーカルFreddie Mercuryの1985年のソロアルバムからのシングルで、全米76位、全英11位を記録しています。日本では化粧品のCMで使われたり、QueenによりカバーされたバージョンはビールのCMで使われたり、ドラマの曲に使われたこともあって、日本では知名度の高い曲となっています。ディスコソングながら、Queenらしいドラマチックなロックです。 |