The heart of the matter / Don henley  『The end of inocence』 (90年) Video


ある日かかってきた一本の電話。男女のそれまでの人生が交差しながら導き出された答えとは。全ての音楽ファンに知ってもらいたい歌がここにある。

I got the call today, I didn't wanna hear
But I knew that it would come
An old true friend of ours was talkin' on the phone
She said you found someone
And I thought of all the bad luck,
and the struggles we went through
And how I lost me and you lost you
What are these voices outside love's open door
Make us throw off our contentment
And beg for something more?

今日電話があった。出たくはなかったけど
いずれはかかって来るだろうと思っていたんだ
昔からの本当の友人と電話ごしの会話
「良い人でも見つけたみたいね」 と彼女は話す
僕は今まで自分に降りかかってきたあらゆる不運や
苦しみ過ごしてきた日々のことを思い出していた
どのようにして僕が自分を見失い、君が君自身を見失ったのか
しかしこれら愛の開かれた扉のような声は一体何なんだ
僕たちを安らぎから引きずり出し
もっと多くを求めようとするのか?

I'm learning to live without you now
But I miss you sometimes
The more I know, the less I understand
All the things I thought I knew, I'm learning again
I've been tryin' to get down to the heart of the matter
But my will gets weak
And my thoughts seem to scatter
But I think it's about forgiveness
Forgiveness
Even if, even if you don't love me anymore

僕は今ようやく君なしで生きていけることを学んだんだ
時々は君を恋しくもなるよ
色々知れば知るほど、だんだん解らなくなっていく
今まで知っていると思ってた全ての事を、再び学んでいる
問題の核心を突き止めようとして必死になっていたんだ
でも僕の意思はぐらついている
考えがまとまらないんだ
でも要は許せるかってことなんだと思う
許すという事
たとえ、たとえ君が僕をもう愛してくれなくても

These times are so uncertain
There's a yearning undefined
People filled with rage
We all need a little tenderness
How can love survive in such a graceless age
The trust and self assurance that can lead to happiness
They're the very things we kill, I guess
Pride and competition cannot fill these empty arms
And the work I put between us,
Doesn't keep me warm

とても不確かな時代だ
説明のできない切望にとらわれ
人々は誰もが怒りを満ち溢れさせている
僕らにはほんの少し優しさが必要なのじゃないだろうか
こんな堕落した世の中で愛が残っていくのだろうか
幸せへと導いてくれるのは信頼と自信
でもみんなその二つを必死になって壊そうとしているのだと思う
自尊心や意地の張り合いでは何一つ手に入れることは出来ない
僕らの間に横たわっている問題を思えば
興奮し続けることはなくなる

I'm learning to live without you now
But I miss you, Baby
The more I know, the less I understand
All the things I thought I figured out, I have to learn again
I've been tryin' to get down to the heart of the matter
But everything changes
And my friends seem to scatter
But I think it's about forgiveness
Forgiveness
Even if, even if you don't love me anymore

僕は今ようやく君なしで生きていけることを学んだんだ
でも君が恋しいよ
色々知れば知るほど、だんだん分からなくなっていく
答えが分かったと思っていた全ての事を、再び学ばないといけない
問題の核心を突き止めようとして必死になっていた
でも全ては変わってしまった
友人はみな散り散りばらばらになってしまった
でも要は許せるかってことなんだと思う
許すという事
たとえ、たとえ君が僕をもう愛してくれなくても

There are people in your life who've come and gone
They let you down and hurt your pride
You've better put it all behind you, Baby
Cause life goes on
You keep carrin' that anger, it'll eat you inside

君の人生にやって来ては去っていく人たち
彼らは君をがっくりさせたり、自尊心を傷つけたりもする
でもそんなことをずっと気にしてはいけない
人生はまだ続く
そんな怒りをいつまでも抱えていたら、君の中が蝕まれてしまうだろう

I've been tryin' to get down to the heart of the matter
But my will gets weak
And my thoughts seem to scatter
But I think it's about forgiveness
Forgiveness
Even if, even if you don't love me ..

問題の核心を突き止めようとして必死になっている
でも僕の意思はぐらついてる
僕の考えは散らばってしまったようだ
でも要は許せるかってことなのだろう
許すという事
たとえ、たとえ君が僕を愛してくれなくても・・

I've been tryin' to get down to the heart of the matter
Because the flesh will get weak
And the ashes will scatter
So I'm thinkin' about forgiveness
Forgiveness
Even if, even if you don't love me ...

問題の核心を突き止めようとして必死になっている
というのは人間の肉体はやがては衰え
亡骸の灰は地面に撒かれてしまうからなんだ
要は許せるかって事
許すという事
たとえ、たとえ相手が自分を愛してなくても

歌詞を見てもらえればもう説明は不要でしょう。歌詞の行間に男女の人生のドラマやドンヘンリーの人生の先輩としてのメッセージが無駄なく織り込まれています。サビの部分がさりげなく変化しているのも心憎いものがあります。
 そしてこの歌に込められているメッセージ、「許す」ということ。ドンヘンリーはご存知の通り70年代を代表するロックバンドEaglesのメンバーでした。しかしメンバー間の不仲が原因でバンドは解散します。Eaglesの再結成はファンの間でも夢のような話と思われていました。しかしこの曲が発表されたEagles解散から約10年後。さらに5年後に奇跡が起きます。Eaglesが再結成したのです。