かんさい"e"スクエア(NHKFM大阪) 6:00pm〜6:50pm
*1stアルバム発売日の大阪ライブの前日、NHKFM大阪・かんさい"e"スクエアに、ドミニクが20分弱、ゲスト出演しました。その模様を再録したものです。(NASHさんが原稿をおこし、それをもとに西宮の慶さんのエアチェックMDを参考にしながら、ぶりが修正しました。)
*ドミニクはちょっと照れてるのか、終始笑い声の絶えない、なんともいえぬ暖かさや、優しさにつつまれた放送でしたよ!(笑い声をどう表記するかがなかなか難しく、その雰囲気が上手く伝わりますやら・・・)
パーソナリティ:長谷部 奈穂美=H ゲスト:ドミニク・シャニョン=D (通訳:宮崎さん=I)
H:さぁ、今日のメニューご紹介していきましょう・・・(中略) つづいて、「教えて"e"」、ゲストをお招きします。
NHKフランス語会話でもおなじみのドミニク・シャニョンさんです。 (中略)
SE:「教えて"e"」
H:さぁ、今日のゲストは、NHK教育テレビフランス語会話でもおなじみのドミニク・シャニョンさんです。よろしくお願いします。
D:Bonjour! ヨロシク オネガイシマス
H:ボンジュール!いやぁ、とっても素敵な方なので私はドキドキしてしまっています。
D:オオ〜、ハハハ。ありがとうございます。
H:本当にテレビでいつも拝見していたんですけれども、それ以上にカッコいいです。
D:オー、そんなことアリマセン。Non, non, non ハハハ・・・
H:日本語、お上手ですよね。
D:うーん マダマダ。
H:日本に来られてから日本語は勉強されたんですか?
D:そうです。えっと、4年前。
H:4年前。4年でこれぐらいお話になれるんですね。
D:まあ、まぁ、うーん・・・けど、ホントに マダマダです。フフフ
H:いえいえ、そんなことないです。皆さんはテレビでおなじみだと思うんですけれども、おそらくそれより前のドミニクさんが一体何をなさってきた方なのかっていうのを、すごく気になると思うんですね。
D:Hon hon
H:フランスご出身ですよね?
D:そうです。ハッハ
H:ですよね。フランス語会話ですもんね。
D:シャンティイ
H:シャンティイ?
D:そうそう、シャンティイから来ました。
H:シャンティイというのはどんな町なんですか?
D:パリから...、パリから50キロ北の方の町です。
H:はい。
D:あの、有名なお城あります
H:お城。ふーん。
D:そうそうそう、んーと森とか...
H:自然に...
D:そうそうそうそうそう...
H:囲まれたような...
D:そうです。
H:ああ、ではパリでしたらよくテレビなんかでも見ますけれども、ちょっとまたのどかな感じの田舎の風景みたいな...ですかね。
D:アハハ そうです。
H:そちらにいらっしゃる時は何をしてらっしゃったんですか?
D:仕事、仕事はもちろんミュージシャンでした。
H:ミュージシャン。
D:作曲もしていました。
H:はい、はい。ずっとフランスにいらっしゃる間は...
D:うん、そうそうそう、あの、ベースとか...
H:ベース、はい。で、ずっと活動されていたんですね。
D:そうですね。ヨーロッパ、ヨーロッパで結構ツアーとかやりました。
H:ヨーロッパをずっと回ってらっしゃったんですか。
D:そうそうそう。
H:いろんな国に...
D:いろんな国に、...ね。
H:そうなんですか。それから日本に来られたのはどういうきっかけで...
D:えーっと、友だちがいて、そして一ヶ月間ぐらい日本にいて...
H:遊びに来たんですか?
D:遊びに来て、えーっと、きになりました。
H:好きになったんですね、日本が。
D:そうそう。そうしたら・・・
H:お友だちはフランスの方ですか?
D:フランス人です。そうそうそう。そしてーNHKのオーディションに受かって...、えーと...
H:今に至るんですね。
D:今まで...そうそうそう。
H:オーディションはちょっとおもしろいからやってみようかなと思って受けたんですか?
D:そうそうそうそう。...結構やりたかっタ?アハハ
H:あー、じゃあ分からないもんですよね。そんなフランスのお友だちが日本にいなかったら、ドミニクさん今こうしていないかもしれない...
D:ソウかもしれない。アハハハ
H:ですよね。
D:そうそうそう。
H:日本に初めて来た時の印象っていかがでした?
D:あー、すごく良かったです。あの、コントラストあります。
H:ふんふんふん。
D:結構、禅...
H:禅。
D:そうそう、文化の部分と
H:うーん。
D:テクノロジーがすごく大切...
H:はい。
D:えーっと、もう安全の方、すごくいい。メトロと...例えばメトロの中、みんなは寝て...
H:寝てますね。
D:ハハ。それはびっくりしました。
H:フランスでは寝られないですか?
D:まあメトロの中、結構、あっ、まあ...
H:ちょっと危ない。
D:ちょっと、時々危ないから。アハハハ。
H:時々危ない(笑)...あまり寝ない方がいい。
D:...方がいい。(笑)
H:ああ、そうなんですか。日本はそういう面はいいところだな、と...。
D:そうそうそうそう、うん。まぁ、いろいろな食べ物とか、おいしいでしょ。アッハハハ
H:食べ物は何が好きですか?
D:お寿司、ナットウ!
H:納豆! 納豆は不思議ですね。
D:チーズみたい、だから、結構...
H:そうですね。では、初めて食べた時からおいしいと思ったんですか?
D:そうそう、初めて食べた時の、すごくおいしかった。
H:見た目はね、でもちょっと、どうかなって感じね。
D:まあ、においとか、うん、けどすごくおいしい。
H:おいしかったですか。
D:うん。
H:フランスにいる時にお寿司食べられたことありました?
D:ちょっとだけ。一回とか二回だけ。
H:また違いますか、日本で食べると。
D:ん、まぁ、もちろんおいしいお寿司屋さんだったら、全然違います。
H:高いとこだったら。
D:そう。ハハ
H:ですね。どのお魚が好きですか?
D:まあ、いろいろな...ビントロとか、アジとか...
H:そうですか。へえー。日本に来て割といいイメージを持たれたんですかね。いろんな面において。
D:うん、結構フランスで、イメージ、日本のイメージは結構、あのみんな仕事いっぱいしてます。あまりホリデイズが...
H:ええ、ないですね。
D:ないです、そうそう。でもまあみんなは優しいと思います。
H:あ、そうですか。聞くところによりますと、温泉もお好きだと...
D:おおー、好きです。
H:温泉、初めて日本に来て入られたんですか?
D:結構熱かった。熱かったけど...
H:熱かった。
D:まあ、すごく気持ちいいから、がんばっ、頑張りました。ハハハ
H:我慢して入ってたんですね。
D:我慢した、そうそうそう。
H:フランスではああやってみんなが裸になってお風呂に入る場所は...
D:オ〜ゥ!それは最初に結構難しい。ハッハハハ
H:ないですよね。
D:ないないない。
H:ちょっと恥ずかしかったですよね。
D:そうです。アハハ。
H:でも一度入ってしまえば...
D:うん、あと、まあ、毎回、ちょっと恥ずかしいけど...アッハハハ
H:あぁ、毎回恥ずかしい。今でも?
D:今でも。
H:ちょっと隠しながら...
D:そう、アハハハハ。
H:で、いろいろなとこの入られたんですか?
D:えーっと、まあ、伊豆の方?
H:はい。
D:あー、川津とか。下田の方?
H:ああ。ふーん。
D:結構、名前忘れたけど...言えません。
H:ふーん。ドミニクさんも恥ずかしいかもしれませんけど、もともと入ってらっしゃる方がドミニクさんみたいな素敵な方が入ってこられると、男性でも何かドキドキしてしまうんじゃないかなと思うんですけれども...
D:かもしれない。そうそうそう。
H:かもしれない。ウフフフ
D:アハハハハ
I:・・・t'es beau?
D:あ、Non non、違う!違う!、Non non、そのせいじゃない。アハハハ Non non。
H:アハハハハハ
I:かっこいいから...
D:ノーノー、違う!違う!違う!違う!ハハハ
I:でも確かにみんなちょっとなんか...
H:なんか、ね。
I:外国の人が入ってくると...
H:外国の方って珍しいですものね。うん、あ、そうですか。アハハ
H: えー、さて、日本にもいろいろなじんでいらっしゃるんですけれども、本業はミュージシャンでいらっしゃいますね。
D:ミュージシャン。
H:初めてのCDが出ますねえ!
D:ああ、そうです。アッハッハ
H:はい。どんな気分ですか。
D:ドキドキ! ハハハ
H:どきどきどきどき。
D:すごくexperience? experienceの方、すごくよかったです。
H:はい。
D:いろいろな勉強...、勉強しました。レコーディングの方、アレンジの方、時間のスケジュールの方すごく大変でしたけど、頑張りました。みんな頑張りました。
H:みんな頑張りましたか。うふふアルバムのタイトルは...。
D:"C'est la vie."
H:「セラヴィ」というのはどういう意味なんですか?
D:人生です。それは人生です。
H:人生!ではまさにドミニクさんの人生ですか、このCDは。
D:あー、みんなの人生かもしれない。いろいろなスタイル入ってます。元気な曲とか寂しいな曲、みんなは気分によって聴けます。夜でも、朝でも、どこでも、ビーチでも、ビーチででも、あ、家とか...うん、C'est
la vie. ハハハ
H:そうですね。そんな感じのいろんなタイプの曲が入ってますよね。
D:そうです。
H:カバー・ナンバーも何曲か入ってるんですけれども、どんな風にして選んだんですか?
D:まあ、元々、好きな曲。
H:はい。
D:例えばミッシェル・ポルナレフの曲、は結構僕の声と似てます。
H:あ、そうですよね。
D:ファルセットの声使ってますから、使ってるから...、あと、そしてあとみんなもちろん選びました。
H:そして、ライブも行われます。明日、ライブがあるんですよね。
D:そうです。
H:どちらであるんですか?
D:バナナ・ホール。
H:バナナ・ホールで。何時からでしょうか?
D:19時から。
H:19時からですか。
D:そうです。
H:どうですか。気分は?
D:すごくうれしい。アハハ。
H:うれしいですか。やはりみなさんの前で歌を歌うのはうれしいですよね。
D:そうそうそう。結構気持ちの方、あの〜Ah...Comment on dit "faire passer"
I:"faire passer", 気持ちを伝えるのに苦労する?伝えるのが、Faire passer, c'est difficile...
D:Non, non
I:ou donner des coeur,
D:スキ
I:tu aimes ca
D:Voila!
I:みんなに気持ちを伝えるのがすごいスキ!
H:気持ちを伝えてそれが皆さんに伝わると、こう一体感みたいなものも生まれてきて盛り上がるんですよね。
D:そうそう
H:ドミニクさん、今でもこれだけいろんな人を包み込む力があるなあと感じるんですよね。たぶん本業の歌でしたら、もっと多くの人の心をつかまれるんじゃないのかなと思います。
D:アハハ。
H:やはり皆さんはフランス語会話でドミニクさんのことよく知ってらっしゃると思うんですが、フランス語ってちょっと、勉強したことない人にとっては難しく感じるんですね。私も昔大学で取ってたんですけど、授業を、全くわからなかったんですね。フランス語をこれから勉強する方に、アドバイスってありますか?
D:それは毎日、フランス語、聞かなきゃ。一番勉強になることは、「聞く」。
H:聞く。
D:音楽も会話も一番大事なことです。いつも何でもラジオとか、テレビ、結構難しいけど、ラジオ、テレビよks、CD、フランス語のもフランス語で歌、フランス語の歌、それが結構大切です。
H:繰り返し聞いて、耳に入れるということですね。
D:そうそうそう、イチバン大切。
H:そしたらしゃべれるように、ウフ、なりますかね?
D:ウン、そう。まあハハハ、少しずつ。
H:少しずつ、はい。ドミニクさんにメッセージをいただいています。
まず、ラジオネームNASHさんからなんですけれども...
「こんばんは、ドミニク。初めてのCDの発売、おめでとうございます。明日の大阪でのライブ、今からとても楽しみにしています。いつも素敵な歌声を聴かせてくれて、どうもありがとう。もっといろいろな番組で会えるのを待っております。これからも元気に頑張ってください。」
D:あ〜!ありがとございます。
H:続いては西宮の慶さんです。
「初めてのCD発売のコンサートツアーが、大阪から始まってとてもうれしく、みんなで応援しています。最初、ドミニクという名前を聞いて女性の歌手かと思いました。
「ドミニク」というスール・スーリールの30年あまり前の曲ご存知ですか?ベルギーの修道女さんが歌う聖女ドミニクの曲がとても記憶に残っていたからです。いつかドミニクさんが歌う、「ドミニク」を聴かせてもらえるかしら?」
D:アハハハ。
H:「ドミニク」という曲があるみたいですね。
D:ああ、ドミニ〜ク、そうそうそう。
I:ドミニック、ニクニク...
D:そうそうそうそう
H:有名な曲なんですね。
D:ドミニク、ニクニク...
H:それを今度歌ってほしいということです。
D:アハハハ。
H:またいつかライブで...
D:OK、わかりました。ハハハ
H:ご披露してください。では、関西のファンの皆様へメッセージをお願いします。
D:Eh bien, je suis tres heureux de chanter pour vous demain au Banana Hall
et j'espere, du fond de coeur, que ce concert va vous plaire. Voila.
I:明日、大阪のバナナホールで大阪で初めてのライブを行うんですけれども、皆さんにお会いできることをとても楽しみにしています。そして僕のコンサートを皆さんが気に入られることを楽しみにしております。
H:はい、ありがとうございました。では最後に、曲紹介、ドミニクさんお願いします。
D:去年のフランス語会話の、去年、ごめんなさい。去年のフランス語会話のテーマです。 Six nuits sans dormirを聴いてください。
(M: Six nuits sans dormir)
H:さあ、エンディングの時間になってしまいました。ドミニクさん、いかがでしたか?とろけました、正直言って。テレビやいろいろなホームページとか見てますと、本当に半端じゃないぐらいカッコイイ方なので、お会いしたら、「俺ってカッコイイんだぜ」オーラみたいなものが出てるのかなと思ったんですけども、決してそんなことはなく、非常にに謙虚で、非常にシャイな方でした。
いろいろとメッセージもご紹介できなかったんですけれどもいただいています。
左京区のぶりさんからは
「TVで偶然Love me, please love meを聴いて、思わず「ただ者ではない」と思って早2年がたちました。」
そしてこちらはあやこさんです。
「ドミニクを知ったのは、去年のNHKフランス語会話でした。何て歌がうまくてキュートな人なんだろうと身体中にイナズマが走ったのを、今でもつい先日のように覚えています。」
わぁー、イナズマ走りますよね、やっぱりね。
そしてこちらは豊中市のひーちゃんさんですね。
「いつもフランス語講座を見ています。ドミニクの歌もキャラクターも大好きです。」
皆さんの気持ちがとってもよくわかりました。本当にどこをとってもいい方ですね。
もう、マイナスになるようなところが一つもありませんでした。
で、私、すごくみなさん素晴らしいと思ったのが、ドミニクのファンの方はですね、皆さんフランス語がね、それなりにね、書けるんですよね。
皆さんお勉強されてるということですよね。いやあ、好きなものがフランスの方だ、というとやっぱしフランス語勉強したくなるというところなんでしょうか。本当に素敵でした。ありがとうございます。
*「かんさいeスクエア」へのリクエストは・・・
メール:bk-fme@osaka.nhk.or.jp
はがき:540-8501 NHK大阪「かんさい”e”スクエアー」係
Fax 06-6937-6055(24時間受付)
*必ずしも関西在住の方でなくてもリクエストできるようですので、みなさんドミニクの曲を、どうぞ、リクエストしてみてください!