2003/6/16 テレビ朝日「気になる」

Chante Dominique, Chante

歌え!ドミニク、歌え!― ドミニクシャニョンの歌が聴きたい

"le 2 février Tokyo CDF"

6/16テレビ朝日「気になる」

2003/06/16(月)9:55〜10:30 TV朝日「気になる!」の「横浜でフランス気分を満喫」レポートに出演したドミニクの様子を、のりこさんが報告してくれます。なお、この番組は関東ローカル番組のようです。(なお、同じ内容のオリジナルレポートと、ドミニク出演予定だったFMチャッピーのレポートが、のりこさんご自身のHPにあります。)

薄く色のついている部分が放送内容。太字が高橋アナのナレーション。カッコ内がのりこさんのコメントです。

気になる

この番組『気になる!』は、奥様向けの情報番組みたいです。 毎週月曜日は、「気になるスポットを徹底チェック!」

で、今日のテーマは「横浜でフランス気分を満喫」 新聞のテレビ欄を見ると「洋館カフェ 隠れ家懐石・・・横浜の穴場」 も、もしや。ドミニクがナビゲートしちゃうのか??

 

今日は横浜で、オシャレなフランス料理を満喫―!
気になるスポットを徹底紹介する月曜日。
いったい皆さん何が魅力で、ここに来ているんですか?

女性1「古いものもあり、新しいものもある」
女性2「ブラブラ楽しい街」
女性3「大好き! 横浜以外考えられない!!」

ということで今日の気になるスポットは、横浜です。
港町横浜、街を歩けばどこもオシャレで、趣のあるところばかり。
今回はそんな横浜を、豪華でリッチに満喫したいと思います。
そしてさらに、横浜に初夏を告げる風物詩、年に一度の大イベント、フランス映画の祭典についても、お伝えします。

高橋真紀子アナ&芳本美代子「おはようございます」
高橋「枝豆さん、おはようございます」
つまみ枝豆「おはようございます。ま、月曜日ね、週アタマですから元気よく参りましょう」
・・・(中略)・・・

高橋「さあ、今日は横浜です。」
芳本「そう、横浜です」
高橋「横浜の超穴場スポット、ご紹介します」

リポーター・友田安紀「いやあ、海の風が気持ちいいですよねー。しかもすごいオシャレ。今日は横浜の新スポット、赤レンガ倉庫にやってまいりました。」

やってきたのは赤レンガ倉庫。約90年前に建設された倉庫が、昨年4月、オシャレなショップやカフェが目白押しのスポットに大変身。
まずはそこで、リッチにショッピング、と思ったんですが・・・?

ドミニク「アキチャン」(突然、後ろから呼びかける)
友田「おおっ、なんであたしの名前知ってんですか!?」
ドミ「ボクデス、ガイドします今日は。ドミニク。」
友田「えっ、今日は案内してくれる? ドミニクさん?」
ドミ「Oui!」

突然登場したのは、来日4年目で横浜在住のフランス人、ドミニク・シャニョンさん。

(といってドミニクの姿が足元から、かっこよく映し出される。ドミニクのいでたちは、黒いTシャツに黒いパンツ、茶のジャケット・・たぶんNHKテキストの「ドミニクと歌おう」の写真と同じジャケット、靴は黒の革靴、いつものように指輪と、ペンダント。)

(つぎに、ドミニクのライブ映像。お、パトリックさんも映った。)

そう、彼の職業はミュージシャン。さらに某テレビ局のフランス語講座にもレギュラー出演中。
そんなドミニクさん、来月23日には初アルバム、『セ・ラヴィ』を発売するんです。

(ジャケット写真? を撮影中らしき映像。画面左下にはCDもしっかり映っている!)

この日は地元に住むからこそ知っている、超穴場を案内してもらうことにしました。

友田「かっこいいーー、ドミニクさん!」
ドミ「ソンナコトナイ、ソンナコトナイ」(照れてる)
友田「ほんとにそう思ってますか?(笑)じゃあ、ちょっと今日はよろしくおねがいします〜」
ドミ「よろしくおねがいします。行きましょ」
友田「いいですか、じゃ、行きましょっか」

さっそく案内してくれたのは、赤レンガ倉庫の中の一角。

ドミ「アーー」
友田「お、どうしたんですか?」
ドミ「ココニ、キタカッタ」
友田「あ、ここに来たかったんですか? え、ここはいったい今、何をやってるんですか? すごいいっぱいね、ポスターがあるんですけれども」
ドミ「そうそうそう、あのね、あさってから横浜でフランス映画祭あるから、ポスター展やってる」
友田「ああ、そうなんですかー」

ここ、赤レンガ倉庫1号館では、いまフランス映画祭ポスター展が行われ、過去、および今回映画祭で上映される作品のポスターが展示されているんです。
この時期、ハマっ子の話題を独占しているのが、フランス映画祭横浜。あさって6月18日から5日間、パシフィコ横浜にて行われます。いちはやくフランス映画の話題作を満喫できるだけではなく、フランスから豪華ゲストが来日するなど、その盛り上がり方はこの映画祭ならでは。 たとえば、上映される全作品の出演者や監督の舞台挨拶とQ&Aが行われたり、

(昨年の映画祭の映像:アンジェラ・ゲオルギューのコメント)
そして、映画を見に来た人には必ずもらえるというサイン会が行われたりと、憧れのスターと直接触れ合うことができるんです。
(昨年の映画祭の映像:ベルナデッド・ラフォン、フィリップ・バスのサイン会の様子)
今年も短編映画を含む23作品すべての監督、出演者たち、総勢約60名が来日。
(テロップ:「長編22本&短編特集を日本発上映!」「全作品の監督、俳優が横浜に集結!」)
注目はオープニング作品、大人の男女関係をコミカルに描いた話題作『シェフと素顔と、おいしい時間』 この作品で、『ショコラ』で有名なジュリエット・ビノシュと初共演を果たしたジャン・レノも来日を予定しています。 さらに、クロージング作品の、恋愛不倫小説を映画化した文芸大作『アドルフ』から、主演のイザベル・アジャーニが来日を予定しています。あの大スターに会える、めったにないこのチャンス、横浜に行くなら明後日からの5日間がおすすめですよ。
それにしても、まず案内してくれたのが、オシャレでポップなポスター展とは、さすがフランスのイケメン。

友田「あの、ドミニクさんの気になる映画ってありますか? この中で」
ドミ「アルアル。コレ。」
友田「このポスターかわいいですね、この男の子!」
ドミ「ネー。『ぼくの好きな先生*』子どもたちがたくさんでてきて、カワイイ」
(*原題:Etre et avoir)
友田「あ、そうなんだー」
ドミ「そうそう」

ドミニクさんイチ押しの映画は、『ぼくの好きな先生』
これは、フランスの田舎町を舞台に、ひとりの先生と3歳から11歳までの生徒たちとの心の絆を描くドキュメンタリー作品。教えること、そして学ぶことの難しさを描き、ヨーロッパ全土で様々な賞を独占した、心温まる感動作です。

(映像:『ぼくの好きな先生』から)

友田「つぎはどんなところに連れて行ってくれるんですか?」
ドミ「ココ!」
友田「え! ホテルですか! まだ手もつないでないのに、友達からって言ってたのに、えっ、どうしよう、どうしよう〜」
ドミ「チガウよー。ここはね、フランス映画祭にちなんだ料理が食べられるんです」
友田「なーんだ、やっぱりそうよねー」

ドミニクさんに案内されたのは、フランス映画界が行われるパシフィコ横浜のすぐそば、パンパシフィックホテル 横浜 3階にある、クイーン・アリス。
ここでは、フランス映画祭を記念して、映画にちなんだ豪華料理をいただくことができるんです。

(フランス映画祭横浜開催記念「とってもおいしいフランス映画」クイーン・アリスにて2003/6/29まで開催)

友田「おいしそー。ねー」
ドミ「キレイネ」
友田「きれいー。フランス料理って見た目もすごいきれいですよね。ちなみにこのお料理の名前はなんですか?」
シェフ「ええとですね、うずらとフォアグラのパイ包み焼き トリュフソース になります」
友田「え、うずら食べるんですか? うずらの卵しかたべたことない! え、フランスでは食べるんですか?」
ドミ「たべる(笑)」
シェフ「はい、よく食べますね(笑)」
友田「しかも、うずらはじめてみました! こんなにちっちゃいんですね! へぇ〜」
友田「これ、うずらのお肉ですよね。(食べてる)・・・オイシイ! おいしいー!」

ちなみにこちらの料理、1987年にアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『バベットの晩餐会』に実際に出てくる、贅沢の限りを尽くしたフレンチだそうです。
デザートもついて3,500円で、映画の主人公になった気分を味わえます。

友田「でもフランス映画って、さっき赤レンガの中でみたジャン・レノ主演の『シェフと素顔と、おいしい時間』の中でも、料理がけっこうテーマになった映画って多いじゃないですか」
ドミ「そうそうそう、けっこうレストランのシーンの中は、いろいろな料理出てくるから」
友田「多いですよね、見た目もすごいきれいだしねぇ。絵になりますもんね」

このあとも、さらにリッチに横浜を満喫。隠れ家風のカフェ、さらには和風庭園といった穴場スポットをご紹介します。

(CM)

友田「ここら辺って、ほんとになんかこうヨーロッパの雰囲気があっていいですねー」
ドミ「イイネー。でも、もっとヨーロッパな雰囲気のお店、シッテルヨ」
友田「あ、さすが。じゃあ、そこに連れてってください!」
ドミ「OK、行きましょ」

横浜在住のフランス人、ドミニクさんがすすめるのはこちら。 古い洋館が立ち並び、異国情緒ただよう山手にあるカフェ「えの木てい」。なんとここは1927年に建てられた、イギリス洋館をそのまま活用しているお店なんです。 店内もいい雰囲気なんですが、オープンテラスも開放的で素敵。

友田「おいしそー。スゴイかわいい」

出てきたのは、「えの木てい」オススメの品、オレンジのシフォンケーキ カシスシャーベット添え(750円)と、カラメルが香ばしいクリームブリュレ(550円)、上にバニラアイスが乗っていて、ボリューム満天なんです。実はこのケーキ、すべてオーナーの手作りです。

友田「あ、パリッとしていておいしそう」
ドミ「オイシソウ」
友田「たべます? じゃ、ドミニクさんも。あーーん(笑)」
(クレームブリュレをドミニクに食べさせる)
ドミ「ほんとに好き」
友田「好き? おいしい?」

ドミ「じゃあ、たべる?」(今度はドミニクの番)
友田「たべるたべる! いただきまーす」
ドミ「ドウゾ」
友田「んんーー、おいしい!」

なんだかちょっといい雰囲気になりつつ、次の場所へ。
やってきたのは、今までとはうって変わって、純和風の庭園、関東地方では最古の三重塔が建つ、三渓園。

友田「こういうところにはよく来るんですか?」
ドミ「日本庭園、ダイスキ」
友田「あ、そうなんですか?」
ドミ「匂いも、自然の匂いもあるし、スゴクタイセツね」

そんな日本庭園大好きのドミニクさんが、一度来てみたかったというのが、ここ、三渓園のすぐ近くにある日本料理の店、隣花苑。
なんと、600年前の民家をそのまま利用しているというだけあって、どこを見ても歴史を感じさせるものばかり。ここはテーブルがなく、お膳でいただくということなので、ちょっと足をくずさせてもらって、本格的な懐石料理を堪能することにしました。5,500円のこのコースは、三渓園の創設者が考えたという日本そばを、中華風にアレンジした三渓そばや、三渓園でとれたフキを使ったご飯など、どれも手のこんだものばかり。

(ドミニクはあぐらをくんで座っていました。お箸は、かなり上手に使っていました。しかしフキのご飯とか、本当においしく食べられたか心配してしまう・・・)

友田「日本料理はよく食べます?」
ドミ「よく食べる、うん」
友田「好きですか?」
ドミ「大好き。納豆も」
友田「あ、納豆も大丈夫!? あ、ほんとー」

名物三渓そば、どんな味なんでしょうか。

友田「ん、おいしい。中華風だ、味付けが。どうですか?」
ドミ「オイシイ」
友田「今日はほんと一日、横浜のいろんなところに連れて行ってくれてありがとうございます」
ドミ「たのしかった」
友田「あ、楽しかったですか? ホントですか?」

まだまだいろんな発見がある横浜。 楽しかった時間は、あっという間に過ぎていきました。

(スタジオ)
芳本「すごい楽しかったんでしょ、最後甘えてたもんねー」
友田「たのしかったー」
高橋「その後二人の関係は?」
友田「あっ、それは秘密です」
一同(笑)
高橋「VTRに出てましたフランス映画祭横浜、ジャン・レノさんだけじゃなくて、いろんな方が来るんですよね?」
芳本「じゃ、会えるということですか? 他にはどんなフランス映画が見れるんですか?」

・・・フランス映画祭の紹介・・・
番組のオススメは
『シュシュ、パリデビュー』とにかく笑いたい人にお勧め
『赤ちゃんに乾杯!−18年後』1985年の大ヒットコメディーの続編
『キスはご自由に』大人も楽しめる恋愛モノ
の3本。
(なお、映画祭での上映はすでに終了しています)

■フランス映画祭横浜2003 11e festival du film francais■
期間:2003年6月18日〜22日(2003年度はすでに終了しています)
場所:パシフィコ横浜・会議センターメインホール
問い合わせ:045-671-9911
http://www.unifrance.jp/yokohama/

dernière mise en page : le 17 août, 2004
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