2003/5/10 ティボー・サラニヤ展

Chante Dominique, Chante

歌え!ドミニク、歌え!― ドミニクシャニョンの歌が聴きたい

"le 10 mai Tokyo CDF"

5/10ティボー・サラニヤ展

5月10日、作詞者BERGONZO氏企画の展覧会に行き、そこでドミニクに会ったのりこさんの報告です。

展示

10〜15畳程の広さの教室に、作品が20点。メインらしき作品は教室中央のテーブルに、他の作品は壁際に、部屋をぐるりと囲むように展示されていました。他にも、デッサンがいくつか、壁に掛けられていました。作品は、女性の体をかなりデフォルメしたブロンズ、という感じの作品で、大きさは手のひら位。かわいらしかったです。
その場にはベルゴンゾさんをはじめ10人くらいの人がいたのですが、ほとんどの方がお知り合いといった感じで和気藹々。(残念ながら、作者の方はいらしてませんでした。)ひとりでふらっと行った私は「ここでベルゴンゾさんに話しかける勇気はないなー、ひと通り見たら帰るか・・(弱気)」と思っていました。
そこへまた、知っている人が来たようで、挨拶する声が聞こえてきました。そしてまもなく、デッサンを見ていた私の横に、誰か背の高い人がやってきました。(私は背が低いので、顔は視界に入らなかった)

ドミニク登場

「ン?」と思って見上げると、ドミニク!!!私を覚えていて、Ca va? と話しかけてきてくれたのです。いやー、ドミニクってばいつもさわやかだわ(笑) ドミニクと話せたお陰で、ベルゴンゾさんや奥様、ベルゴンゾさんのお友達など、ほかの方々ともお話しすることが出来ました。(ドミニク、merci!)

レコーディングの話

レコーディング、忙しい?と聞くと、ドミニクはレコーディングの話をしてくれました。昨日(2003年5月9日)レコーディングが終わった、あとはミックスダウンとか・・・。スタジオのPCがネットにつながっていたそうなので、ドミニクたちは、ここからCDCを見ていたのかも!?そして、これはsouvenirなんだと言って、スタジオで撮った写真を見せてくれました。(パトリックさんやレイサムさん、あと、Dilutionの譜面の写真など)

来年は三十路

前々日はドミニクの誕生日なので、ドミニクに、Bon anniversaire! 図々しくも私が「私も5月生まれ」と申告すると、「ホント?ナンニチ?」そしてドミニクにもおめでとうと言ってもらいました!「ナンサイ?」と聞かれて、私がカタコトでvingt-trois と言うと、ドミニクが一言。「ワカイネー!」(もう僕はオジサン、というようなニュアンスでした)

サスガ、ニホンセイ!

会場にいたときドミニクに電話がかかってきました。どこかで聞いたことのあるメロディ。もしや、Comment te dire adieu? 一瞬だったので確信はもてませんが、ドミもComment ...を着信音にしてるのかも? ドミニクは最新の携帯で、ムービーや写真をいろいろ撮っているみたいでしたよ!「サスガ、ニホンセイ」と言っていたのが印象的でした(笑)

アニス

机の上に並んでいたお菓子の中に、アニスというのがありました
(私は初めて見ました)。ドミニクはそれを発見して、とても喜んでいました。アニスを始めてみた私が「何?」と聞くと、「アニス、シッテル?タベテミテ。」
食べられなくはないけど、変な味。しかも一体これは何なのか、食べてみてもわからない。Qu'est-ce que c'est? アナナス?フルーツ?「ンンー、チガウ。ニホンゴハ、ムズカシイ・・」 
するとドミニクは、その場にいる人達に、それこそ片っ端から、部屋の外にいたベルゴンゾさんにまで声をかけて、Comment on dit anis? と聞いてまわってくれました。やさしい〜♪
**「リキュールデモ、アニス アルデショ?」とドミニクは言っていたのですが、私はそれさえも知らなかったのです。(たぶん、パスティスのことです。)
結局、「アニスは日本語でもアニス・・・」ということになり、何かの実の種らしい、ということまではわかりました。
アニスはミントのようにすっとして、独特の後味でした。
このとき会場にあったのは、白くて7,8ミリの丸いもので、見かけや質感はキャンディというよりメントスのような感じで、もっと硬い(噛めないくらい硬い)ものでした。
bonbon、と言っていました。(余談ですが、チェコ語でもキャンディのことbonbonというんですよ〜)
ベルゴンゾさん曰く、フランス人はこのアニスが大好きなのだそうです。でもベルゴンゾさんご自身は、嫌いと言っていました。ベルゴンゾさんの奥様によると、この展示の作者であるティボーさんもアニスが好きらしく、アトリエに行くといつもアニスを出してくれるのだそうです。

ドミニクはヤンキー!?

ベルゴンゾさんが、「ドミニクは2年前はかわいかったけど、今はヤンキーになった」と言っていました(笑) それを聞いたドミニクは、ただ笑っていました。ヤンキーになったというのは、かっこよくなったという意味よね〜と、勝手に解釈した私です。(ベルゴンゾさんのお友達は、「それはきっと、セクシーになったという意味だよ」と言っていました)

ベルゴンゾさんは紳士

ベルゴンゾさんは、私がドミニクのファンだと知ると、「ドミニクにサインは貰いましたか?」と、気遣ってくださいました。そして私は、ドミニクにじゃなくて(ドミニクには貰ったことがあったので)、ベルゴンゾさんにサインを貰ったのでした。
ベルゴンゾさんは、企画者だからというのもあったのかもしれませんが、会場全体に心配りをしているように見えました。面白いことばかり言いつつ、気配りもゆきとどき、さすがだなあと思いました。

dernière mise en page : le 17 août, 2004
édition originale : le 8 mai, 2004
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