B : 姫路と比べていかがでした?
K : 入れ物が違うせいもあり、姫路のライブとはまた雰囲気の違ったプロフェッショナルな雰囲気を感じたライブでした(音響も照明もしっかりしている・・・)。お客さんの層はやっぱり場所柄、若い人から中年にかけてそれなりに雰囲気のある都会人たちが多かったです。
B : このライブはドミニク自身もとても気合が入っているライブだったみたいですね。
K : タンデム*単独のライブだったので、ドミニクも気合が入ったことでしょう。時間も3人が同じくらい時間歌えるように配分されていたように思います。
(*タンデム:ヌジェさん、ドミニク、MIKAKOさんのトリオのグループ名)
B : お客さんも超満員で、酸素が薄く感じるほどの、大変熱気に溢れたライブだったときいてますが、いかがでした?
K : 予定せずこのライブに行けることになり立ち見であったにもかかわらずドミニクが真っ直ぐ正面にみえるところに位置することができてラッキーでした。
B : ドミニクのはどんな衣装でした?
K : 襟が大きく開いた白いドレスシャツにダークなジャケットでした。多分NHKでSix nuits sans dormirを歌っていたときに着ていた衣装です。この衣装は私のお気に入りなんです。
B : 舞台は全体が紺調で、照明があたるとドミニクの顔から胸元が綺麗に映えて、ベースギターの赤がアクセントになってなかなか美しかったです。ライブハウスというのはアーティストの距離感が近く、歌も、演奏も、息使いも感じられてなかなか良いものですね。
K : 演奏された曲目は?
B : たくさん歌ってくれましたが、曲目が載ったプログラムなどはなかったので、全部は覚えていません。ドミニクの歌った歌では、「愛の願い」、「シェリーに口づけ」、「六夜眠れず」、「天使の行進」が印象にのこっています。また、姫路では聞けなかった6nuits sans dormir もうたってくれました。
K : 新曲"Tout n'est pas ecrit"も演奏されたようですね。私もぜひ聴いてみたかったなぁ・・・ 今回は何かMCで印象に残っていることはありますか?
B : 今回もMCはヌジェさん担当で、ドミニクはあまりおしゃべりしませんでした。ヌジェさんによると、東京のコンサートの前、ドミニクたちは姫路・鳥取のコンサートがあったのですが、鳥取では、雪のせいで飛行機が飛ばず、ローカル線と新幹線を乗り継ぎ、やっと東京に帰ってきてこのライブに出ているということでした。
K : うわぁ!それは、ドミニクたち、本当に大変だったんですねー。ご苦労様ですね。
B : それからドミニクは来年度も引き続きNHKに出演するとのお知らせもありました。
K : では、2003年度も引き続き毎週ドミニクの歌が聴けますね!楽しみです!! ところで、ドミニクのオリジナル曲の作詞を担当されているフィリップ・ベルゴンゾさんも来場されていたそうですね。
K : フィリップさんはお仲間の人たち3〜4人と一緒に来て、立ち見で鑑賞していましたよ。Six nuits sans dormirの演奏前には、舞台からフィリップさんの紹介もありました。
B : ここで、当日、フィリップさんとお話されたオズさんに少し様子を聞いて見ます。
オズさん、実際にあった、フィリップさんはどんな感じでしたか?
O : 終始お笑いどっぷりで、も〜笑いが止まらかったです。あんなフランス人がいるのかなぁと意外でした。「ルパンのチャチャチャ」の台詞の部分を超ノリノリで再現してくれました。(頼んでないのに!) 会場には「男と女」の作詞家、ピエール・バルー氏もいましたよ。
B : オズさんありがとうございました。
Kaoruさんの印象は?
K : フィリップさんは、見た目はテレビで見た印象のまんまでしたね。 そうそう、six nuits は、エンディングや10月の歌(2002年)とは、また違ったアレンジでの演奏でした。
B : 6 nuits はドミニクによると、エンディング・アレンジ、エレクトリック・アレンジ(2002年10月の歌のアレンジ)、アコースティック・アレンジの、3バージョンあるんだそうですよ。
K : アンコール曲はとってもノリのよいもので、まるでフランス語版ラップのようでした。
B : ラップというと、マノーの「Mais, qui est la belette?(2001年8月の歌)」かもしれないですね。
K : そうかもしれません。この曲では、お客さんもみんな立って一緒にノッて、楽しい時間をしめくくることができました。
B : たのしい一夜を過ごされたようで何よりです! 今回は、色々ライブの様子をきかせていただきありがとうございました。