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ボブ 部門
Rank Title Artist
Asleep at the Wheel Remembers The Alamo Asleep at the Wheel
Uncle Charlie & His Dog Teddy Nitty Gritty Dirt Band
Glamour & Grits Sam Bush
Deliverin' POCO
Hello Heartstring The Moonlighters
Hot Lunch Asylum Street Spankers
Relax Your Mind Jay Unger & Molly Mason
Continental Stomp Hot Club of Cowtown
Ah-Haa! Goes Grass
 A Bluegrass Tribute To Bob Wills
Rod Moag
10 Soul Journey Gillian Welch


コメント

 2003年は、今まで素通りしてきた「名盤」を意識して買ってみました。特にカントリー・ロックがなかなかの豊作。ランキング上位に Nitty Gritty Dirt Band や POCO が入っているのはその影響です。
 また、世間的にアコースティック・スウィングの評価が高まって来たようですが、5位の The Moonlighters はじつにいい出来でしたねぇ。ギスギスした日常に一服の清涼剤、といったところ。7位の Jay Unger & Molly Mason も然り。
 6位の Asylum Street Spankars は、'99年の作品。中古屋で売りに出されていたのを発見。8位は Hot Club of Cowtown 初のライブ盤。この2つのバンドは、日本(の一部)でもメジャーになりましたねぇ。
 ブルーグラス勢の筆頭は、3位 Sam Bush。'96年と少し古い作品なのですが、ようやく入手できてホクホク。9位の Rod Moag は、タイトルどおり、ボブ・ウィルスの曲をブルーグラスでカバーするというちょいとお馬鹿な盤。こういうのは大好きです。
 この中で、いわゆる「カントリー」っつーと Gillian Welch ですね。派手さはないですが、しみじみした良盤です。
 んで、やっぱり Asleep at the Wheel が1位になってしまうんですねぇ。久々の新作オリジナル盤ですからねぇ。アルバム中盤から後半にかけての盛り上がり方は、匠の業といっても過言ではないでしょう。アルバムとしての完成度からいって、堂々の第1位であります。
 ものすごく悩んだのが、ザ・バーズの『ロデオの恋人・レガシーエディション』。これはなかなかのビッグニュースなのですが、考えようによっては、オリジナル盤から買いなおしたようなもんなので、ノミネートから外しました。
 こうしてみると、なかなかバランスよくランクインしたんじゃないでしょうか? カントリーとカントリー・ロックとウェスタン・スウィングとアコースティック・スウィングとブルーグラスが……。