ヤン・ブリューゲル/聴覚の寓意 【Zoom out】
テーブルの右下と手前の床にある,獣の角のように曲がった黒っぽい管楽器は,
バッハの教会カンタータでもしばしば使われているツィンク(別名コルネット)。
テーブルとチェンバロ(リュッカース製)の間に立て掛けられた3つの弦楽器はヴィオラ・ダ・ガンバ。
その手前はマンドリンとポケット・ヴァイオリン。右の楽譜の上はリラ・ダ・ブラッチョ,
その左はシャルマイ(オーボエの前身),右のイスの足下はリコーダー。
さらに右の椅子の下にはリコーダー。チェンバロの下にはトロンボーンとティンパニ。