カメラータ・ムジカーレ第47回演奏会 ご来場者の声

「バロックの協奏曲」


(プログラムはこちら

 

 

2007年11月3日(土・祝)午後2時00分 横浜市開港記念会館

 

昨日は、横浜開港記念会館にてバロックの協奏曲を存分に楽しませていただきました。カメラータ・ムジカーレさんのことは前から注目していたので、何度か足を運ばせていただいております。いずれも、アマチュア・アンサンブルとは思えない技術の高さと洗練された音作りに感動することしきりです。毎回、バロックや古楽を愛する者が憧れる名曲の数々を聴かせていただけるので、本当に贅沢な二時間を過ごすことができます。例えば、ブランデンブルク協奏曲は何度聴いても飽きません。毎回、毎曲編成を変えたり、メンバーを変えて演奏されているので、聴き手としても演奏者一人一人を身近に感じることができて満足です。

今回もまた難曲づくしの贅沢なプログラム構成にまず驚かされました。チマローザを古楽器で聴いたのは初めてですが、構成上、他がバロックばかりの中、ああいう曲が一つあると古典派の雰囲気が大変イメージしやすく、古楽器で演奏するメリットを強く感じます。ブランデンブルク協奏曲第3番はやはりすばらしかったです。いろいろな団体が演奏するのを聴いているからでしょうか、カメラータ・ムジカーレさんのレベルの高さを身をもって痛感いたしました。アンサンブルの精度、古楽器ならではの音の響き、音と音の間に空間をとることの意味合い、響きそのものを残して聴かせること・・・すべてがモダンにはない古楽器演奏家に不可欠な要素とは思いますが、それらをいとも簡単に音楽にしてしまう皆様の技量と経験に畏敬の念をいだかざるをえません。

本当にすばらしい感動をありがとうございました。いつもカメラータ・ファンの一人として、応援しております。来週の東京公演でのご活躍も期待しております。

(T.T.)

素敵な演奏会でした!! 会場の大きさもあれが限度ではないでしょうか。室内楽としては、ステージが高すぎますけど。楽器の配置はあれで適正? バイオリンが複数いて、その後ろのチェンバロのか細い音がかわいそうでした。平土間で演奏して、取り囲んで聴けたら王侯貴族ですけど。

次回も必ず行きます。皆様のご健康とご精進をお祈りします。

(H.O.)

本日は有り難うございました。心地よい響きの会場で、以前より一層上達された演奏を満喫させていただきました。永年に亘って練り上げられた、ピッタリとした呼吸が心地よく感ぜられました。

アルビノーニ  開会にふさわしい軽快なテンポで始まりましたね。アダージョはいかにもアルビノーニ、と言う感じですね。こう言う曲は好きです。

バッハ  なるほどバッハに変わった、と言う感じでしたね。旋律の転用、と感じさせないような曲作りでした。テンポの切れに少々不満が残ったのが残念でしたが、チェンバロは中々良いですね。

テレマン   素直な短調だな、と思いましたら、イ短調でしたか。なるほど。言われるように、フランス風+イタリア風という感じが出ていましたね。それにリコーダーの音色が、あの会場によく合っていました。ポーランドの民族音楽というのは、時々聴こえてきたダンス音楽風の部分のことでしょうか?

チマローザ  この作曲家の名前は初めて聞きました。アレグロはフルートが軽快でした。ソロも中々で、二本のコンビネーションも素晴しかった。確かにフルートは、「やっぱり木管の響き」ですね。今の金管フルートは止めたほうが良いかも。

ブランデンブルク  大曲によく挑戦されました。練習はさぞ大変だったろうと思います。

その他  後ろの方の席でしたので、解説が聞こえませんでした。次回は、マイクを使うとか、もう少し工夫されるとよろしいかも知れません。

(Y.S.)

11月3日に横浜市開港記念会館で行われましたバロック協奏曲の演奏会のチケットを握りしめ、行ってきました。昨年はじめて行ってその崇高な音色に酔いしれ、すっかりファンになりました。今年は昨年の音色を再びという思いで会場へ足を運びました。その期待にしっかり応えてくださったメンバーの方々に感謝! 2時間はあっという間でした。これからも頑張ってください。そして素晴らしい音色をありがとうございました。

(i)

先日は、コンサートにお邪魔させていただきありがとうございました。実際聞いてみて、バロックの時代の楽器のすばらしい音色に驚かされました。あたたかい音色がして、あっという間に時間が過ぎたような感じでした。 日ごろあまり、クラシックというものに触れることがない分、新鮮でした。他の観客の皆様も十分に楽しまれていたのではないかと思います。司会もわかりやすく、楽しく演奏を聴くことができました。

(T.T.)

Thank you so much for inviting me to your concert. "Okagesamade" I could expand my appreciation of baroque music beyond just string instruments. And there couldn't have been a more appropriate way to enjoy culture day!

(P.K.)

 

 

2007年11月10日(土)午後2時00分 聖パウロ女子修道会

 

今回の演奏会はインターネットの「Freude」というアマオケ情報サイトで見つけて、予約しました。同じバロック音楽でも地域と時期によっていろいろで楽しめました。古楽器は音色は素朴ですが、合奏で音がよく溶け合います。演奏者と聴衆の距離が近くてちょうど良かったです。以前「バロック音楽の楽しみ」というラジオ番組を聴いて以来、バロック音楽のファンですが、今後もこの活動を続けていただきたいと思います。

(H.H.)

すばらしい演奏会でした。チマローザのカデンツァ、2本のフルートの絡みも見事でした。曲も出だしのところは一瞬モーツァルトの曲を思わせる芳しい響きですね。プログラム・ノートには協奏交響曲風と書かれていましたが、モーツァルトのシンフォニア・コンチェルタンテとの影響関係もあるのでしょうか。

カメラータ・ムジカーレは、今回また一段と腕を上げられたように感じました。何年か前にコントラバスが加わった頃でしょうか、がらっと音楽が変わった印象を受けましたが、今回はその時以来の大きな変化を感じました。

某音楽批評家が昔よく使っていたありきたりの表現ですが、「切れば血が出るような」生命感、躍動感を感じます。全体に音量が上がった? 弾き方も音の外し方も堂々としてきた?

(A.H.)

テレマンのリコーダーの曲が印象的でした。音が多くてリコーダーの方は大変そうでしたが、音色がきれいでした。あれは普通のリコーダーなのでしょうか、やはり古楽のリコーダーですか?  私もリコーダーかピッコロのような楽器をやってみたくなりました。次回は珍しいビオラ・ダ・ガンバがメインの曲を聴きたいと思いました。

満席の会場でしたが、聴衆が演奏メンバーよりも少ないときもあったというお話を聞いて、歴史ある楽団のお仲間をうらやましく思いました。曲の解説もとてもわかりやすくて、曲に親しみをもって聞くことができました。

普段は足を踏み入れない一等地のすてきな会場で、すてきな芸術に触れさせていただいて、どうもありがとうございました。

(M.G.)

今回も素敵な音楽を楽しませていただきました。各楽器の演奏者の方々の実力が各々の曲で発揮された、良い演奏であったと思います。曲の始まりの部分も皆さんの息がピッタリ合っていて、聴く側も気持ち良く曲に入っていくことができました。特に、テレマンのリコーダーと弦楽合奏のための組曲のリコーダーの見事に歌っていた演奏、チマローザの2つのフルートと室内管弦楽のための協奏曲のファゴットの演奏、そして全曲を通じて通奏低音部の充実した演奏が印象に残っています。

気付いた点は、バッハのブランデンブルグ協奏曲で曲の始まり、休止符の後の次のフレーズの始まりなどで演奏に入る前にかすかに弓が弦に触るような音が聴こえた(・・・ような気がしました)こと、良かった点との裏腹になりますが、通奏低音部が少し強過ぎて、ややバランスが悪くなっていた部分があったこと、などです。何かのご参考になれば幸いです。

カメラータ・ムジカーレの益々のご発展を心から願い、次回の演奏を楽しみにしております。どうも有難うございました。

(T.I.)

よく息が合っていて、メンバーの皆様はそれぞれにお忙しい中で、いつ練習されているのかと思います。とても素晴らしい演奏でした。クラシック音楽というと、オーケストラのような大人数での演奏か、あるいは独奏を聴くことが多く、少人数での演奏はあまり聞いたことがなかったのですが、一つ一つの楽器の音が良く聞きとれて大変面白かったです。特にリコーダーは、自分も小学校の時に吹いたことがあるだけに、その同じ楽器と思えないような音色に驚きました。また、あのような近い距離で演奏を聴くのも初めてだったので、生演奏の良さを実感することができました。

私も小学生の頃習っていたピアノをつい最近再開しました。これから先どんどん忙しくなっていくと思いますが、長く続けていければと思います。ありがとうございました。

(H.T.)