夕落ち午後私は一人屋上に出た
靴を揃えギリギリに立って両手広げた
遠くの空が透けてまるで天国みたい
思い出すのは君の笑顔、涙
さようなら悲しいこの世界
さようなら愛しいこの世界
吹き抜ける風胸を突き刺した
ちょっと悲しい笑顔がこぼれた
その瞬間この人生が
楽しかったのだと思えた
溢れた涙が心に届いたのだと思えた
やがて君が居なくなったとしても
僕が居なくなったとしても
僕は生き続けていくだけさ
命焼き尽くしてくだけさ
この道の先何があるのかは
まだ分からないけど
今は命焼きつくしていくだけのことなのさ