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"The Tiller Boys"


'Tiller Boys'のメンバーはピート・シェリー、フランシス・クックソン、エリック・ラムズデン。1978年6月9日にマンチェスターのFactory Clubでライブデビューを飾った。バンド名の由来は、あるギグでメンバー同志が肩を組みホッピングでぴょんぴょん飛び跳ねていたのだが、そこでフランシスが「俺達Tiller Girls みたいだぜ」と言ったことから Tiller Boysとつけられた。

'80年、Tiller BoysはEP「Big Noise in the Jungle」をNew Hormonesレーベルからにリリース。またシェリー自身のGroovy Records からアルバムもリリースされた。アルバムタイトルは「3.33P」でFreeAgentsの名前がクレジットされている。FreeAgentsとはTiller Boysから派生したバンドで、マンチェースターのバンドThe Worst のボーカル、アラン・ディービスをフィーチャーしたものだった。

ピート・シェリーの友達かつルームメートでTiller Boys の名付け親でもあるフランシス・クックソンは、1984年の後半、マンチェスターからスイスのチューリッヒに移住し現在もそこで暮らしている。東西の冷戦後、スイス政府が売却したり貸し出していた膨大な数の核シェルターの一つをレコーディングスタジオとして使用している。

"We're just like The Tiller Girls!" ...Francis Cookson

「俺達 Tiller Girls みたいだぜ」・・・フランシス・クックソン

弟のジェラード(ピートのソロバンドfameの元メンバー)と一緒になってオリジナルのアルバムに取り組んでいる彼だが、ジェラードによるとゆっくりではあるが出来上がってきているようだ。バンド名は「Unband」と呼んでいるがそれにはいろんな意味がある。一つにはドイツ語で「腕白で手に負えない子供」という意味。アルバムはレコード会社に興味をもってもらえるよう1000枚をプレスするとのこと。ジェラードは今も時折チューリッヒへ飛んでフランシスとセッションを続けている。

エリック・ラムズデンはピート・シェリーの友達でバズコックスの初期のローディでもあり、前のシークレットパブリックニューズレターの編集でリチャード・ブーンを手伝っていたこともある。現在、ボブ・グレットンのRobs Recordsから自作がリリースされるのを待っているところだ。曲作りやレコーディングの他にもマンチェスターの内外でギグを行っている。バンド名は'80年、Tiller Boys から生まれたバンドと同じFree Agents。

エリックは'80年代に多数のシングル、一枚のアルバムをNew Hormones labelから発表し、マンチェスターの手堅いプロモーター、アラン・ワイズのもとで短命なfameに参加していく。エリックは今もマンチェスター在住で市内で時々ギグも行っている。


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