Life〜最高の恋をお届け〜 |
Lifeアルバムレビュー |
Nelsonにとって5枚目のアルバム「Life」は前作「THE SILENCE IS BROKEN」から約1年と8ヶ月ぶりのもの。 父であるRick Nelsonの曲「Life」をカヴァーしていて、その曲名をアルバムのタイトルに冠したそうです。 全体の雰囲気は、前作に比べるとかなりポップになっていて、2枚目のアルバム 「BECAUSE THEY CAN」に少し近い感じなの。 とは言うもののサウンド的には、前作よりもかなり進化(?)していて、ポップでキャッチーなサウンドだけれども、曲のイントロを聴いただけで「ああ、Nelsonだ」とすぐに分かっちゃう。 「初恋のドキドキ」もばっちり。不覚ながらちょっとウルウルしちまいました(笑) 透明感のあるピュアなサウンドはどうやったらできるのか不思議なくらい。 ギターのエフェクト使いがいいのかしら? アコースティックだけではなくエレクトリックなギターもちゃんと使っているんだけれど、全然 ヘヴィには聞こえない。 ほとんどオーバードライヴまたはディストーションちょっと&グライコという組み合わせでキレイに響いている感じですね。 Matthewが雑誌のインタビューで「ボーカルを磨いた」と言っていたとおり、二人のハーモニーは絶品!もうメロメロの腰砕け状態よ(笑) 前作までは低音パートはGunnerの担当、高音域のハーモニー部分はMatthewの担当、と大まかに決まっていましたが、今回のアルバムはフィフティフィフティで、Matthewの低音パートもたっぷり聴けちゃいます。(めっちゃセクシーさんなの) Nelsonと言えば、そのサウンドと共に前向きな歌詞が有名ですが、今回ももちろん、 とーっても前向きです。 落ち込んだときやちょっと疲れちゃったときに聴くと、心が軽くなった感じがして、それまで後ろ向きになりかけていた自分が前向きになれる、そんな歌詞の曲がたくさん! なかには砂を吐いちゃいそうなほど甘々なものもあるけれど(笑) アルバムレヴューで、「最高の恋を届けてくれる」と評されたほど、ピュアなサウンド。 おひとついかが? |