K5の月変わりSongs

〜跡部景吾の3ヶ月連続リリースシングルレビュー〜
日記に書いたものを抜粋&改訂

insight(インサイト)   2003/11/06発売
insight
アルバムから引き継いでダーク路線です。
インダストリアルっぽくてかなり好き系な曲調です。
へヴィなギターリフに入ってくるピアノがいい味出してます。

歌詞は自分に自信満々な跡部って言う感じ。
伝説やら現実が俺から始まっちゃったり。
完全(と書いて天才)やら才能が姿を魅せるんですな。
テニスをする格好いい跡部が目に浮かびます。

諏訪部さんの声、やっぱいいなぁ…って聞いてたんですが、ひとつだけどうしても許せないというか、納得いかないところが…!

2サビ前でギター、ハウってる!!(右側に注目)

…ナンジャアレ。

曲台無しだよ!(怒)

確かにさぁ、ディレイとか使って歪みまくってるギターだけれども。
アクセントとして使うなら他にもなきゃバランス悪い。
あそこ一ヶ所って言うのはないでしょ?
すっごくいい気持ちで聞いてていきなりハウリングは勘弁して欲しい。
気にしないようにしてもどうしても気になってしまいます。
バックだけレコーディングしなおして欲しいよ…。
トラソルの鳥籠
insightもトラソル〜もインダストリアルっぽいんだけれど、insightよりもこっちのほうが曲調が好みです。
ギターリフがすごい好みなの。
低いほうのリフもだけど、曲中の高いほうのアルペジオがいいわ〜。
1〜2弦メインで使ってるの。クリーントーンでコーラス多用してるから響きが美しいですな…。
ベースパターンもこっちのほうが好きッス。

歌はですね、諏訪部さんの発声がたまりません。
母音の「A」がもう…!(マニアックな…)
これは絶対意識して発声しているとしか思えないです。

しかもこの曲、諏訪部さんの作詞なんだよねー。
ちっさいころ、文学少年だったでしょ?って聞きたいです。
言い回しがそうだよ。本読んでないとああいう歌詞は作れません。
肉叢(ししむら)とか、そう簡単には出てこない単語でしょ。
乱歩好きなんだなぁ…。

Break Throughがテーマだそうですが、insightが普段表面に現れている跡部を描いたものなら、この曲は跡部の内面をキチンと描いているなぁ、と感じました。

婉曲的な表現が多いのでいろいろな解釈ができます。
深読みするとちょっぴりエロいですなー。
…みたいなアルケー。  2003/12/04発売
…みたいなアルケー。
曲調はロックバラード。
ベースパターンもギターリフも変に作りこんでなくてよい感じ。
ドラムのスネア使いは良いんですが、ハイハットはもうちょっとなぁ…。うるさすぎる感じがする。

メロディラインは全体的にキーが高く、非常に難しい感じですね。
きっちり歌いこんでる諏訪部さん、すごい。聴き所は諏訪部さんの高音部分でしょう。

この曲の作詞も諏訪部さんです。
前作のトラソル〜とまた趣が変わって歌詞は結構直截的な印象。

一番の歌詞って諏訪部さんの本音…?

こういうラブソング好きなのよねー。
ラブソングに思えないっていう人もいそうだけど、これは確実にラブソングです。

相手の女の人に対してすっごい不平不満言うんだけど、結局そんな彼女が好きなんだよ。
この曲の場合はその彼女が過去の人なんですなー。しかも景吾が振った感じ。
そのときは彼女のことどうでもいいとか言って振っちゃって、すっかり忘れたと思ったのに夢で見て起きたら涙の跡が頬にあるんですよ。

…せつねぇな、せつねぇよ。最後の一言がすんごいセツナイ。
「まぁいいか」ですませるあたりが景吾、若い。若いからこそセツナイです。

深読みすると「ここにいつから居たのか」の「ここ」って「heart」だよね。
いつから俺の心に棲みついてたんだって。

…でもね、私は覚えてた。
「太陽よ今日も俺のためだけに輝け」
ってラジプリでネタ跡部がナルナルして言ってたセリフだよ(笑)
CHASER〜穢れなき追撃者〜
正統派クリスマスバラード。曲調はアルケー。の方が好きだなぁ…。
J-POP好きな人はこっちのほうが好きだと思う。
私としては可もなく不可もなく。平板な印象。普通に正統派クリスマスバラードなんだよね。

しょっぱなから聞こえてくるコーラスの諏訪部さんがいいです!
裏声多用で。本職の歌手でも裏声出せる男の人ってあんまりいないですよ。

こっちも全体的にキーが高いんですが、こっちの諏訪部さんはサビ部分の高音がつらそうー。(でもつらそうなところもイイ)

歌詞はですね、強く、美しく前進していく姿を描いてますね。
「この俺だけ讃えよ」ですから(笑)
クリスマスでも、誕生日でも跡部は変わらず跡部です。

この曲は語りがあるの!
シリアスっぽくてすんごい格好いいです!

もうね、この曲、語りがすべてと言っても過言ではないです。
Believe In You    2003/01/07発売
Bilieve in you
今回はCross With Youと同じ作曲の方(八七ってかざぐるm…)だそうで、やはりCross〜と同系統な感じだと思います。
ディストーションギター満載な音作りなのでロックなイメージが強いようですが、オイラ的にはPOP系だなぁ…。しかもJな感じ。
間違ってもUKとかUSではない(笑)
最近UKものが気になるオイラとしては、シングルの曲の中ではトラソル〜が一番好きかも。

この曲はもう、

格好いい跡部様を表現

この一言に尽きますな。
イントロからデジタルなノイズとか使ってて、曲調もノリノリでキャッチーな音作りで。
かなりPOP色が強くなっているので幅広くウケがいいのではないかと思います。
「あ〜、ウケる感じ」って思った。

普通に格好いい曲だと思います。
ΕΝΕΡΓΙΑ
「エネルゲイア」と読むそうです。
オイラはこっちのほうが好きかも。
曲調としては、一瞬StigmaをリリースしたあたりのEMFを思い出しました。
…サンプリングの仕方とか、ベースの音の作り方がそんな感じだったんだもん(笑)

Believe in youが格好イイ跡部という外側から見た跡部像を歌ったものならば、こっちの曲は内側の跡部を歌った歌だと思います。 作詞は諏訪部さん。
微妙に「トラソルの鳥籠」と世界観がリンクしていると思います。
トラソル〜が「Break Trough」がテーマで殻を打ち破っていく歌だとすると、
この曲は「After The Break Trough」だと思うなー。
今まさに殻を打ち破ったって感じ。
内なる跡部のエネルギーを感じます。
(あとは諏訪部さんの人生観みたいなのも感じられますな)

でね、この曲、英語歌詞の部分も結構あるんだけど、いいのよ〜。
結構簡単な英語なんだけど、韻を踏んでる部分もあったり。
普通できないって。そんなの。

さらに!やっぱ諏訪部さんの発音がイイ!
発音だけ言うならSpirit Wayの方がすごいんだけど。
この曲はさらっと歌ってるなーって思って聴いてました。

そしたらさぁ…

Turnの R が!

すんばらすぃ〜。ちゃんと「R」の発音なんだよ。
「ターン」じゃないの。
あえて日本語的にいうならば「トゥウ(巻き舌)ア〜ン」な感じなのよ。
マジで萌えた。Rの発音に(笑)

他にもPassionの A の発音がいい!
(っていうかありえないくらいマニアックな萌え方)

あと、「まつろう」にびっくり。
そんな単語、早々出てこないって!(笑)


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