楽譜の訂正や注意

楽譜の訂正や注意

次の楽譜を前提にしています。

76番、103番Carus版
106番Bärenreiter新バッハ版(in F)。in Es で読み替え
161番Breitkopf版。新バッハに合わせた訂正があり

いつでも
*響きを大切に
*基本的にビブラートをかけない。音を揺らさない。
*歌詞をはっきり、ピアノ(p)のときは特に子音をはっきり
*コラールの曖昧母音のフェルマータは押さない。
76-1合唱
指定*Solo、Soli もすべて Tutti
指定*tr は16分音符?で引っ掛ける
*基本的にテーマは f、メリスマは鼻歌 (特に内声) 3/22更新
*ヘミオラを意識して (34~35小節など)
*25小節ソプラノのように長い音はいったん落として最後の小節で cresc。動き出す手前から気を入れて
A29小節は歌うこと
*67小節からはしゃべること、たとえば69小節1拍目裏の下がる音を当てること
B72~73小節は予想外の音の動きをするので注意。この辺りのオケは通奏低音だけなので合唱しっかり
A82小節からは最後に入って低いのでがんばる 3/22更新
A90小節からはメリスマもがんばる 3/22更新
ATB127小節2拍目からの「da man nicht ihre Stimme」は f で合わせる 3/22更新
指定S136小節4拍目は16分音符「ミ」を引っ掛ける
*137小節1拍目 (最後の音) は短かく
76-7コラール
A29小節はアルトしっかり
*179小節から女声はf、男声は pp
76-14コラール
*26小節の歌詞に誤り(Breitkopt版)。「vor」ではなく「für」
103-1合唱
指定*101小節 Adagio からのバス・ソロ以外はすべて Tutti
指定*tr は8分音符で引っ掛ける
*最初の「Ihr werdet weinen und heulen」は一息 3/22更新
*31小節の動きの後の32小節頭(TとA)、35小節の後の36小節頭(AとS)のように完全音程になったときに音を合わせること
T34小節の音は裏返さない (しっかりパバロッティ)
B39小節バスは f (フォルテ)
*43小節からのソプラノとテナーのような形は8分音符スタカート。ただし8分音符が3つ以上続くようなときはレガート。3度のハーモニーは絶対合わせる!音が動いているときも小節の頭で響かせること
*45小節からの「a - ber」はメゾスタカート? 3/22更新
*46小節ソプラノ&テナーのパターンは4拍目の8分音符スタカート、47小節はレガート 3/22更新
TB133小節2拍目からの3度を合わせる 3/22更新
103-6コラール
*Carus版では繰り返しは展開されていますが、Breitkopt版では繰り返し記号になっています
*最初は p (ピアノ)、4小節フェルマータの後 f (フォルテ)でマルカート、12小節フェルマータの後 f のままレガート
TBソプラノの旋律を消さないように。女声が低い音で始まるところ (最初、4小節と12小節のフェルマーとの後) では男声は抑えて
*3小節の「Augenblick」、6小節の「Glück」、14小節の「Freud」以外のフェルマータは抜く
106全体
*2.a = 2番の1小節、2.b = 同48小節、2.c = 同71小節、2.d = 同131小節、3.a = 3番の1小節、3.b = 同25小節
*例外を除き、全体として mf 以上の音量になることはない
106-2a合唱
指定*4小節1拍目のアルトとバスの Zeit は短く (8分音符)、t をぼかす (発音しない)
*「die aller」はレガート
*7小節からは「In ihm leben」のパートが聞こえるように。「In ihm leben」はスタカート、「weben」からレガート。アンサンブルを大切に
*34小節からの「solang er will」は切る
*41小節アウフタクトの In ihm はテヌート・スタカート。ソプラノは音を上から取ること
S42小節からの3回の「in ihm sterben wir」はフレーズ感を出して
*46小節1拍目のハーモニー
106-2d合唱
指定*ソプラノのソロはソリスト。女声はアルト・パート
*「Mensch/du/mußt」はしゃべること
*「sterben」を伸ばすときは、いったん引くこと。sterben の「シュ」をはっきり、ben で押さない
*最後(182小節3拍目)は短く消える(聞こえないくらい)
106-3bコラール
指定*女声、テナーはアルト・パート。女声は低いところで無理しないこと
*55小節「stille」は頭にアクセントを付けて subito PP、59小節から f
*65小節「Schlaf」もアクセントを付けたら落し、(正確に) 66小節3拍目から cresc、67小節は f
106-4合唱
A10小節の「Gott Vater」は < > を付けて
S13小節のトリルの指定・・・
*19小節からの二重フーガはテーマのパートはしっかり (たとえば、19小節からはアルトとテナー、22小節からはソプラノとバス、24小節4拍目からはバスとアルト)
*43小節からはずっとフォルテ、50小節最後の「amen」は PP で響きだけ
161-1アリア(A)
指定*次の歌詞でコラールに合唱を付けることになりました。
(13小節、4拍目) Hertz-lich tut mich ver-lan-gen Nach ein-em sel-gen End,
(23小節、4拍目) Weil ich hie bin um-fan-gen Mit Trüb-sal und E-lend
(33小節、4拍目) Ich hab Lust ab-zu-schei-den Von die-ser bö-sen Welt,
(43小節、4拍目) Sehn mich nach himml'-schen Freu-den O Je-su komm nur bald!
(bwvグループ共有フォルダに スコアからの切り貼り譜 が有)
161-5合唱
指定*20小節(SA)、24小節(TB)の Wille は「ヴィ・イ・イ・レ」ではなく、「ヴィ・レ・エ・エ」
*ヘミオラを意識して (56~57小節、94~95小節)
161-6コラール
訂正A1小節3拍目 (4分音符レ → 8分音符ド・レ)、4小節2~3拍目 (符点4分音符レ+8分音符ド → 4分音符レ・ド)
訂正T2小節3拍目 (8分音符レ・シ → 4分音符#ソ)
訂正*15小節3拍目の歌詞は「dann」ではなく「denn」
*最後の小節は 8 つ振り