俺はゼフェルに相談した。
「は? オリヴィエにプレゼント? ……お前熱でもあんのか?」
ゼフェルは呆れたようにそう言い放った。
「何でだよ!」
冷めた物言いはいつものことだったが、この時ばかりはあんまりな
言葉に俺も激怒した。
だけど、ゼフェルはもう何かを知っていたのかも知れない。