8月3日(金) 新しい歴史教科書
マスコミ報道を通して見ている限り、東アジア全体を巻き込んでの大騒動となっている「新しい歴史教科書」。マスコミ報道を通して見ている限り、言語道断の右翼偏向、軍国主義的な「新しい歴史教科書」。当然のこと、ここまでマスコミが騒いでいるのだから凄い内容に違いありません。
そんな凄い教科書、読まないわけには行きません。幸いなことに当の「新しい歴史教科書」は市販されています。というわけで書店へ直行、ちょっとドキドキしながらページをめくってみました。でもってざーーーっとばかり、立ち読みしちゃいました。購入の意図が急激に萎えて行くのが分かりました。こんなのいらないや・・・・・・。
以上、なんだか嘘っぽい事例ですが、事実関係についてはほぼこの通りで、私は「新しい歴史教科書」を購入しませんでした。んなもので、手元に当の原本を持たずにこれを書いてますから、枝葉末節的に誤りがあるかも知れませんが、そこはご容赦下さい。
ようするに問題の「新しい歴史教科書」なるものは、なんのことはない、ごく普通の教科書なわけです。目新しい記述も凄い内容も、なーにもありません。はっきり言ってつまんない教科書そのものです。正直、何が問題なのか、どこが偏向なのか、さっぱり分かりません。こんなもんで何で「国際問題」になるの?ってな感じです。
しかし、マスコミがあながち虚報ばかりを垂れ流しているわけでもなく、事実として大韓民国(以下韓国)などでは、政府のみならず民間レベルでも様々な抗議行動が起こっています。中華人民共和国(以下中国)政府要人も怒ってます。やはり異常事態には違いないようです。いったいぜんたい問題はどこにあるのでしょうか?
この謎(?)を解くカギは、実は意外と簡単で、まさに東アジア諸国の歴史そのものに端を発していると私は考えます。このあたりの歴史は地雷原みたいなもので、どこから手を付けても大騒動になりかねないのですが、こんな弱小サイトを見ている人はほとんどいないでしょうから、気にせずがんがん書いちゃいます。
結論から言えば、韓国も朝鮮民主主義人民共和国(以下北朝鮮)も中国も、実はみんな抗日、反日運動から国家形成に至っています。もっとぶっちゃけていうと、アンチ日本=愛国という形で、ネガティヴに日本に依存することで国家を成立させてきたわけです。さらにさらに過激に、この歴史的事実を日本中心の視点でみるならば、アンチにせよ結果的にせよ何にせよ、日本が韓国を、北朝鮮を、中国を、いわば造った形になっているわけです。
だからだから、そんな国家形成の秘密みたいなもんに日本人が無頓着に近づいて見せたもんだから、パニックに陥ったんです。自分たちも気づきたくないし、まして日本人には決して近づいても欲しくない、そんな、まさにタブーなわけですよ。この問題は。
「新しい歴史教科書」は、従来のものよりほんの少し視点が日本中心よりで、ほんの少し近現代史が詳しいだけなんだろうと思います。けれどもたったそれだけのことで、韓国とかは侮辱されたように感じたのではないでしょうか。別に記述として書いてある訳じゃないのに、韓国という国家は日本が造ったんだなどという悪意が込められている、そう過剰反応したんじゃないでしょうか。中国に至っては、下手すると国家分裂の危機ですから、いかに外交的にまずくても、黙ったままでいられようはずもありません。
よく識者と称する人が、各国の歴史認識の摺り合わせ云々とか言ってますが、そんなことできるはずがないんです。誰だって気がつきたくないことは気がつかないままほっときたいですし、都合のいいことは誇張したいもんなんです。
というわけで、たかが弱小の、それも中学校の歴史教科書の問題で国際関係がぎくしゃくするのは国家的損失です。ここは小泉首相が強権を発動して、「超法規的」に焚書にしましょう。そうすれば東アジア諸国も国内の「進歩的文化人」も大喜びです・・・って、それってまさに国家権力の介入つーんじゃなかったっけか?
8月1日(水) チュッ!夏パ〜ティ
再開3日目だけど毎日更新です。ほんとかよー。でもって、またまた娘。ネタ。やっぱりやめられないものはやめられない・・・のかな。ま、次あたりは時事ネタでもやりましょと予告。
さて、「チュッ!夏パ〜ティ」です。これは一言述べておかずにはいられない、見た瞬間、聞いた直後、ぶっとびました。ズラがどうとかパンツがこうとかは、とりあえず私には重要な問題とは思われません。どっかで聞いたようなメロディだけど、こちらもつんく作品にはよくあることで、空耳のようなものです。
なによりすばらしいのは、この曲、そしてパフォーマンスで表現されている思想(というよりは無思想?)です。徹底的に快活明朗、翳りの欠片もない脳天気、もうどう表現して良いのか困ってしまうほどのあけっぴろげでクソまじめで全力投球の大バカアイドルポップ!。
脳天というよりはアグニ・チャクラ直撃(といってもロリという意味ではありませんよ為念)のぶっとびぶりです。ロリに目を曇らせることなく、この直球勝負を正視せよ。こんなのかつてあったか?どっか奥ゆかしかったり、フィジカルしてたり、脱力してたりってのはあったけど、こんな真っ向正面突破ってのは初めてでないの?しかも娘。関連という明々白々のメジャーな世界で。
何度か書いているけど、人生とか恋愛とかの苦悩なんてたいがいが自家中毒というかナルシズムのようなものです。思想とか哲学なんてほとんどがオナニーのようなもんです。そんな高尚ぶっててもたいして益することなどありません。苦悩しているヒマがあったら、さあみんなで勝負!勝負!パーティパーティ!
以上、なんか、ネットとか見て回っても、この曲を手放しで誉めてるところがないようなので、私が褒め称えることにします。あんたら、ほんとにすごいよ。