2001.4/9(月) 思ったこと...その1 |
兄蔵の曲が、去るランキングサイトに紹介されているのを知ってる方は多いと思います。
実を言うと、兄蔵にとって「順位」と言う言葉は最も嫌悪する言葉なのです。
最初からランキング形式のサイトなら参加はしなかった。
ただWEB放送みたいなものだと思ってたから....
内容を知ってからも、スタッフが学生中心と言う事も有り、逆に応援してあげたいという
エラソウな気持と、開設当初は一位独走だった。という事も有り
ランキング式であるにも関わらず
未だに載っけたまんま
ま〜気持を入れ替えて、時間の有る時に上位の曲から聞いてみた、が
絶句だ...
兄蔵が年をとりすぎてるせいかもしれないが....
つまらない
許せないのが上位に多い、イワユル「打ち込み」を売りにしているグループだ。
カッコ良く「ユニット」とは言ってるが
イメージ的にアマチュアの「打ち込み」といえば
バンドでメンバーが足りないパートを一時的に補う為のものだった...
だが
機械の進歩は残酷だ
その進歩によって、プロのベーシストやドラマーは職を失っていくことになる。
よっぽど凝った音や、バンドの音なら別だが
現在プロの現場でもまず、ドラムとベースは生で入ることはありえない。
経費節減と、間違い無く作曲者の思い通りの音が出来る
簡単な選択
こんな薄っぺらなもので支えられてる薄っぺらな業界。
勘弁してくれよ!
そらー機械は間違えないよ!!!
使い方覚えたら、誰でも完成度の高い音が再生出来るよ。
確かにシーケンサーには”play”って言うボタンがある
でもこれはあくまで「再生」であって、「演奏」ではないんだ。
別にこの手の音楽を完全否定している訳ではない
中にはセンスの良いのもいるにはいるし、時代から言って、有ってしかるべきだと思う。
いっときブレークした小室ナンとかさんのような
自分で打ち込んでキレーなオネーチャンに横で歌ってもらって
演奏は機械任せで自分はギターでも持って....
ここまでいってしまえば兄蔵のエゴになってしまうが
こんな音楽をやってるヤツ...は、まあ仕方ないこんなのしか出来ないんだから
こんな音楽をカッコイイといってしまう世間と
それを鵜呑みにしてしまう普通の人達が信じられなかった。
テレビとかでたまたま目にしたりした時
「カッコわり〜・・・」と思ってしまったのに...
世間と兄蔵のずれってこんなに凄いことになってるんだ...と思った。
ただ安易にこんなユニットの形で彼らの音楽は本当に完成されてると思ってるのか?
アマチュアミュージシャンの世界もこんな薄っぺらなものに支えられてるの?
それからその、アマチュアミュージシャンを支えるはずのランキングサイトは
ラジオ放送まではじめてしまった...
そらアマチュアミュージシャンは飛び付くわな
これじゃ、最終的に前に出てくるのは、機械の得意なネットの達人系打ち込みミュージシャンだ
アマチュアを応援するコンセプトはなんだ、一体。
これでは程度の悪い業界のミニチュアを作ってるに過ぎない。
大手レーベルが有望ミュージシャンを、オリコン初登場一位にする為
裏で多大な努力と工作が行われてるのと全く同じ事が、アマチュアレベルで行われてる。
本当のものの価値観なんて順番では絶対に決められないはず。
兄蔵は、自分の音楽を信じている
そして自分のパフォーマンスに絶対の自信を持っている。
一番にはなれないし、なりたくも無いし...なる必要もない
だからこそ頑なでいたい。
だからこそ今の自分を続けていたい。
自分には順番なんて関係無いから。
そのランキングサイトにいるミュージシャン達はモチロン「打ち込み」だけじゃないよ
彼らの名誉の為言っとくけど、全体で圧倒的に多いのはイワユル「弾き語り」
モチロンバンドもたくさんいるよ。
でも、ほとんど上にはいけないんだな...
普通の人は、上の方しか見ないしね
最初はいろんな企画があったのに...もったいない。
でもいま見に行ったら、バンドと弾き語りが一位、2位になってて少し安心。
がんバレー!!!兄蔵は頑張らないけど...