The name of AMDUCIAS
アムドゥシアス(アムドゥキアス/アムドゥスキアス)[amducias , amdusias , amdukias , amduscias]
■その名の由来 |
「アムドゥシアス」…29の精霊の軍団を率いるソロモン第67番目の悪魔。 偉大にして強大な地獄の大公爵。 ユニコーンの様な姿や、二本の角を生やし蝙蝠の様な翼を持った黒い人型の姿をとる。 音楽の悪魔。あらゆる楽器・楽曲を自在に奏でる。 特にヴァイオリンの名手であり、その音色は人々を狂わし魅了する。 人に音楽的な才能を与えその守護者となる。 AMDUKIAS[アムドゥキアス]と呼ばれる事もある。 |
■「悪魔のトリル」 |
クラシックの作曲家及びヴァイオリニストとして有名な、 タルティーニにまつわるエピソードがある。 ある日タルティーニは夢を見た。 悪魔がヴァイオリンを弾いている夢だ。 その旋律は今までに聞いたもない素晴らしいものだった。 興奮のあまり飛び起きたタルティーニは楽器と紙に向かい 悪魔が奏でた旋律を必死に再現し書きとめようと努めた。 そうして出来あがったのが、かの有名な「悪魔のトリル」という楽曲だ。 そしてその悪魔とはアムドゥシアスそのものであった。 後にタルティーニは名作「悪魔のトリル」について語っている。 「夢の中でアムドゥシアスが聞かせてくれた旋律には遠く及ばない」と。 Main page メインページへ |