北風とスカート/雨傘
北風とスカート
作詞:深夜 作曲:三善翔順 アレンジ:雨傘
きみが北風に生まれたらわたしは
今日またきみにあいにいったよ 今日またきみの笑顔を見たよ
何度も笑って視線を交わして 積み上げた思い口に出せば重い
宙を掴むようにきみと手を繋ぐ 水槽の中揺れる熱帯魚
わたしが海に生まれたならきみは月に
わたしが道に生まれたならきみは舟に生まれ変わる
交差しないまま
今日またきみにあいにいったよ 今日またきみの笑顔を見たよ
いつもの声援いつもの眼差し か細い糸でも脆い絆でも
何を期待して何を夢見てる 水槽の奥眠る深海魚
わたしが箸に生まれたならきみはパンに
わたしが帽子に生まれたならきみは足に
決して交じわらないまま憧れて依存して
だからせめてきみが北風になったら
わたしはスカートになって全身で受け止めたい
わたしが海に生まれたならきみは月に
きみが北風に生まれたならわたしはスカートに生まれ変わる
交わらないから いっそ吹き飛ばして
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