逢えるとして
雨降り 打たれた 風邪など 気にしない
凍えた体温 誰より温かい
ありのまま舵を取り一回り振出へ
闇の中飛び込んで火傷して振り払って
いつか逢えるとしてまた今日も生きるだろう
遠回りしてまた一つ失って
季節は 優しく 巡って 残酷
手を振って「また逢おう」訳も無く切なくて
眠れない夜の中 意味もなく思い出す
絶対届くとしてまた今日も叫ぶだろう
声にならない本当の言葉だけ
ずっと ずっと 一生 一緒？
いつか逢えるとしてまた今日も生きるだろう
遠回りしてまた一つ失って
目が合って近づいて手が触れて確かめて
過ぎ去って手が離れ穴開いて繰り返して
間違って傷つけて腹立って傷ついて
満たされて繋がって逢えるとして生きるとして
いつか本当の言葉だけ