2001.11.26 “構想 vol.13” 新宿loft
w/ALL LIVING THINGS, KEMURI
『密室の情事再び』
オレ普段はフツーの平凡な社会人なんです(いきなりの告白:笑)。
職場が新宿なもので、仕事が忙しくなければ平日でもほとんどライブに行けるのだが、
なかなかそうはいかない時もあるもので。
特にうちの会社の営業所ってやつが、
小田急線で新宿から急行で65分、そこから徒歩15分近くの距離にあって。
だからたまに調整が効かないときがあって、ライブ当日にあきらめることもしばしば。
ただ54だけは死ぬ気で行ってたので遅刻もしたことがなかった。
別にこんなの偉くもなんともないけどね(笑) 。
ということで今日はロフトでALTとKEMURIとの共演。
ジャンルばらばらの異種格闘技。
特にKEMURIは日本のスカコアシーンのオピニオンリーダー的存在。
ジャンル的にそんなに聴く音楽じゃないけど、
フジロックに皆勤賞だったり、ネームバリュー的には抜群であろう。
またの名を「スカコア」(スカスカコアvsSKAコア)対決。
それでALTのイベントとくれば54がオープニングを勤めることは、
「格的」(笑)にわかっていた。
プロレスにも格あるし。(←よくわからない例えですみません)
19:00スタートで、営業所出たのが17:15。
チケを無駄にすることを考えたらロマンスカーに乗ったほうがやすいことに気付き、
(特急券600円もしないし)最寄駅までスーツ姿でダッシュ。
迷わずロマンスカーに途中駅から飛び乗り、 車内のトイレで私服に着替える。
我ながら凄い情熱。てかアホ?
「遅れる、レポよろしく!」などと散々周りに泣きを入れていたのに、
無事に友達より早くロフト入り(笑)。
到着時刻は18:50なり。
生きていて初めて人間やればできるってことに気付いた。
場内のTシャツ+タオルキッズにまじってマフラー男は浮いていた気もするが、
そんなことは気にせず、久しぶりの暗い密室でのLIVEに思いを馳せていた。
馳浩ジャイアントスイング5471回転分の興奮をオレに。
今日の54は激しくマッチョであった。
久しぶりの野外以外でのLIVEでもあったし、
こういう異種格闘技戦的内容だと燃えるものが違うのか。
もう何度も言うが最初の「一撃」でノックアウト。
『密室の情事・ハードコアな54-71』
リーダのうねるベースが気分が悪くなるほど腹に響き、
(やっぱこれじゃないと!)
最近以前よりさらに味が出てきたきたスカムのギターも歌い叫び、
(ニューギターが馴染んできたみたい)
ボボの殺人ビートが静寂を叩き潰す。
ビンゴの静と動の声の対比がいつにも増して凄かった。
叫び率高し。観てるこっちが息が詰まるほどに・・・。
久しぶりのmur mur、lifeのブレイクの部分が失禁するほど決まっていた。
そしていつまでも終わって欲しくなかったreveal。
この時間が永遠に続いてて欲しいなんて思った。
『ヤバイ!』
いつものように客として観に来ていた54仲間・エポキシー山田さんの発言(笑)。
でもホントにヤバかったよ今日は。
さんざん野外レポ書いといてごめんなさい・・・(節操ないです、ハイ)。
やっぱ54は密室で観たほうが好き!
個人的に今年観た54-71のステージでもベストの部類。
KEMURIiファンにはどういう風に映ったのだろう?
目をつぶってても耳をふさいでも心の中に残像は残る。
好きなアーティスト、嫌いなアーティスト、
好きなジャンル、嫌いなジャンル、いろいろあって当たり前。
聴かず嫌いほどもったいないことはない。
バラバラのジャンルのアーティストが集まるイベントも刺激があって面白い。
ALTもカッコよかった!
とかなんだかんだ偉そうなことを言いながら大半を、
バーエリアで飲んだくれていたわけであるが(矛盾矛盾!)
(内訳:ビール×1、バーボンロック×3、ペルノソーダ×1)
そんなロフトがオレは大好きであるという今回の結論!
モサームのタケイ&フジタ両氏がベロベロに酔っててカッコよかった・・・。
まだまだ飲み足りないよなオレ。
(テンション高くて迷惑かけた人いたらごめんね)
END
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