2001.1.20
“インストア ソロコン” 渋谷タワーレコード

『最初の一撃』

雪の降る東京渋谷最前線@タワレコ。
今年初めての54-71ライブ、
なんか妙にそわそわして、待ち合わせの2時間前に渋谷に到着。
2時間も視聴コーナーを行ったり来たり。
ルナシーなんて聞いちゃった日には、
もう足元ははパンパン、頭はぐちゃぐちゃ、
某Tさんに借りてる世●末●楽部のCD-ROMに登場したくなる勢い。

(HR/HM評論家の増●さんって何故かルナシー推してるんだよな・・・謎)

思えば去年の後半54-71をたくさん観たな・・・
なんて感慨に耽りながら 何故か観るほうが緊張しちゃうから不思議。
肩の力抜いて気軽に観るなんてできないのが54の魅力だけど。
会場は前5列まで椅子が並び、
思い出の「吉祥寺ジャジーナイト」を彷彿させ、
さらに感慨に耽ってみたり、鼻水すすってみたり(風邪ひいてた)。

いつも最前ゲッターとして名を馳せているので前で観ることが多かったのだが、
この日は「椅子席」の後ろ最前ど真ん中を陣取る。
周りを見回すと見慣れた顔多数。
そりゃそうか、これだけ通ってれば。
メンバー曰く「目標50人」なんて話してたが、
なんのその、人数こそわからないが、かなりの人数が集まったいた。

久しぶりに武者震いするほど、最初の一音が鳴り響くのを待ち構えていた。
ボボさんのカウントから始まり、鳴り響く最初の「一撃」。
この瞬間が、「最初一撃」が俺にとっての54の最大の魅力。
飢えていたんだね、54に。
いま思ったんだけど、54のライブを的確に活字にできるほど文章力がない。
(いきなり逃げ発言ですまぬ)
とにかく生で、この身体、全身で体験したことが全てだから。
この日は”あっちの世界へ連れて行かれちゃいそうな”
エモーショナルな新曲も含め、個人的にタワレコという場所の限界を超えた
素晴らしいパフォーマンスだったと思う。
(大好きな「reveal」が聴けなかったのがちょっと残念だったが)
ビンゴさんの鼻水も54にとっての新年を祝ってか2倍増量。

以下余計なことかもしれないが、
実は途中で曲順を間違えるというアクシデントがあった。
今年初めてのライブ、それもタワレコという特異な場所での「show」、
あと普段と若干異なった曲順でのライブ ということで
メンバーも勝手に想像するに緊張していたのだろう。
でも不謹慎だけど貴重なものをみた瞬間だった。
完璧主義の54的には絶対嫌がるだろうが、
こういった、たまに垣間見える「生身」な部分って、
ファンにとっては「あれ?」ってよりも「貴重なものを見た!」ってことのほうが大きい。
ファン心理って実にイヤラシイ(こんなの俺だけかも知れないけど)。

とにかくやっと2001年がはじまった。
これから54がどこへ行くのか、どうなっていくのかはきっと本人たちにもわからない。

予測不可能。

でもそれが54-71の最大の魅力。
2001年もよろしく頼みます。

END

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