恋文
作詞/作曲:神長雄一

淡い空色の便箋にしたためた胸の内は
はぐれ雲季節の十字路に戸惑う雲
深い紅は純潔に染み入りやがて蝕む
夢うつつ恋文 見透かされた下心

秋雨奏でる旋律に触れてみる
蛻に満ちてゆくはあなたの香り

ぶらりぶらりと三日月 影よのけよと揺れてる
解けた靴紐とほどけずに秘めた想い

淡い空色の便箋にしたためた胸のうちを
風が急かそうとも実りを待ち温める

汚れてしまったあなたへ宛てた言の葉
一つずつ砕いてちりばめた星くずの文