赤い糸
作詞/作曲:神長雄一

始まりはいつだってほんの些細な事なんだ
ただただ二人お互いを責めてばかりいるけどね
いつもなら思い出と涙が仲を取り持ってくれたけど
君の心は枯れてたんだね

誰かが赤い意図で僕らを出会わせたんだ
運命の悪戯っていう人も居るけど
不安定な天気が暗示してるようだ
これからの二人の行方を

六月の空は君の面影を運んでゆく
気に入りのシャツに染み付いたゼブンスターの香り
引きずっているわけじゃないけど
現在も独りでいるんだよ
諦めかけた夢追い掛けてる最中なんだ

誰かが赤い意図で僕らを引き裂いたんだ
運命のいたずらって茶化されもするけど
駆け足で夏が過ぎてゆく
あの頃の僕を連れ

誰かが赤い意図で僕らを出会わせたんだ
運命のいたずらで片付けられないよ
わずかに光差す手探りの明日に

それぞれの赤い糸を辿るよ