響いた幾千の雨音
そびえる木々に凍える世界
憧れた大地は色を無くし
優しい空…残酷に浮かんでる
それは歯車の壊れた映写機が映す情景にも似た
淡い単色の恋物語
かなしんでいるあなたの声は離れない
「もっと抱いて憂鬱を殺して」降り注ぐシネマのよう私を包んで
忘れたいのに回ってる運命のスクリーン
見つめあう二人を
今…眺める
そう「もっと抱いて憂鬱を殺して」降り注ぐシネマのよう私を包んで
強く抱いて現実を殺してシナリオよどうか終幕を告げないで…
(C)Satsuki&Ryo