●コントローラのバリエーション

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■色んな色・形いっぱい

 ウィンドシンセのバリエーション(特別仕様)モデル・・・なんて甘美な響きなのでしょう?
 こんなサイトを覗いてる方ならこの気持ち、痛いほどわかってくれると思います。

 「人とは違うモノを持ってみたい」、「パーソナルカラーが欲しい」という欲求は捨てがたく、思わず「EWIを塗っちゃった・・・テヘ」という方もいるのでは?(笑)

 そういった「特別仕様」の欲求は今も昔も変わらないようで、歴史は意外に古くLyriconのスティックから見ることができますし、今ではEWIが膨大な数の特別仕様モデルを輩出しています。

 以下、そのリストを上げていきたいと思いますが、プロトタイプや「現物を見たことはないが確実な情報」も含まれますので御了承下さい。

(※リスト内のこの文字色で書かれたものはお店で買うことのできたモデルです。人名が書いてある場合はそれを使用したことのある著名ウィンドシンセサイゾニストです)


●Lyricon

 ウィンドシンセの元祖、Lyriconの時代にすでに特別仕様モデルはあります。LyriconのスティックはLyricon I型とII型(Driverはこれと同じ)とありますが、その両方にあるようです。一部プロのために作られた特別モデルなので、一般の人間が手に入れるには特殊なルート(例えばミュージシャンから転売...とか)が必要だったと思われます。

 

●Steiner Horn

 まぁある意味全部がパーソナルモデルですね。ハンドメイドという点で融通が効いたようですし。ノーマルはどうやら黒モデルらしいのですが、マイケル・ブレッカーの使っていたものは濃紺ですし、様々なバリエーションがあったと推測されます。

 

●D&K TypeIII

 ポスト・リリコンとして知られるType IIIです。Takeconが世に出てから時流に乗って出たモデルです。当然お店で買えました。
 また、ボディの製作はプリマ・ヤナギサワが担当していたことは有名ですが、Takecon仕様もそうなのかは不明。

 

●Anode

 STINGです。丁度EW1からEW2に移行する時期に作られたパンフレットでその姿を見ることが出来ますが、実際に販売されたEW2は御存知の通りマウスピースがゴム製のものに変更されました。

 

●AKAI

 書くのもイヤになる位膨大な数のカラーモデルが存在します(笑)。AKAIオフィシャルなものだけではなく、イシバシ楽器が深く関わったものなんかもあってなかなか楽しいです。
 自分でパーソナルカラーにしてしまう方も多く、サイト上では様々なカラーリングを見ることができます。また、自社製品の愛され方を汲んでか、AKAIさんのそういった行為に対する寛大さ(カラーリングが原因の故障でも修理受付可能)も自作ユーザを増やすことになっていると思います。

 

 

 

 

●YAMAHA

 つい最近までオフィシャルなカラーバリエーションはなく、イシバシ楽器が独自に作ったもの以外存在してませんでした。
 サイトを巡っても、WXの自作カラーやプロのための特別モデルなどは見かけられなかった(プロトタイプは別)のですが、WX5にカラーバリエーションが出てからというもの、ちらほらと自作する人も出て来たようです。ちなみに私の知りあいにも
とんでもないことやってる方がいます。(^_^;

 

 


 いかがだったでしょうか? 結構な数あるでしょ?
 まだなんか書き忘れてるのあったらメールにて補完よろしく!

 こうしてみる限り、やはり郡を抜いて多いのはEWIですね。AKAIさんのEWIに対する入れ込みようは「需要がこんなに狭い製品なのに大丈夫なのか?」と他人事ながら心配してしまうほど(笑)ですが、反面これだけ自社製品を愛することが出来るAKAIさんの姿勢には頭が下がります。

 YAMAHAもこれっきりで終りとは思えません(WX5でなくとも)ので何かしらの形で出してくるだろうし、今後はカラフルなウィンドシンセ達を楽しめそうです。


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