土生の地名の由来


ここでの内容は個人的な感想であり、

機能や効能を示すものでありません。

 

土生の名の由来
 

ネットで検索すると、
 

>ハ二ュウ(ハ二ウ、羽生)が略されてハブになりました。
>ハニュウは「埴生」、ハブは「埴生」「土生」で、二通りの読み方があります。
>もともとは埴生(はにう)で、埴(はに)は土のこと。生(ふ)は“ある”ところの意。
>土のあるところとは、耕すに良い土のあるところで石ころや、砂などのない土地のこと。
>この土(埴)を元にして、器を作ったり人形を焼いたりする人が植師(はにし)で、土師(はじ)とも書きます。
 

というのが見つかった。


因島市史では、
「土生は、傾斜地のこと。(鏡味氏)」
と書いてある。

全国に土生の地名はたくさんあり、瀬戸内海の島嶼部にもたくさんある。
島はもとから平地が少ないが、土生の地名がついた所は、山の斜面がそのまま海岸線に達しているような海岸べりを指していると思われる。(土生は決まって海べりにあって、山の斜面の中腹などにはない。)
 

あるいは、はに・ふ説を採るなら、山の斜面の森でつくられた土が海岸べりまで流出し堆積した、土の多い土地という意味かもしれない。


山が急に落ち込んで海になった場所は断崖・崖であり、海岸線を歩いて進むのが困難な所だと足摺という地名が残っている。
あるいはそこが砂の浜であれば、○○浜と呼ばれている。