:::::::::::::::: Diary ::::::::::::::::
〜 JUNE/01-05 , 2005 〜
■ 06月05日、日曜日 ■ 矢野顕子の唄にあるブルックリンブリッジを 自分の足で渡りたくてブルックリンへ。 朝から一人で地下鉄に乗って出かける。
ブルックリンで道に迷うが、 そのお陰で憩いの場所を発見。 ブルックリンブリッジ越しに マンハッタンを臨むロケーション。 最高に気分がよく、 この場所に1時間ぐらいいた。
30度を超える炎天下の中、ブリッジを渡る。 日差しもかなりキツイけど景色は最高。 2キロの橋を渡りきり、そのまま街へでる。
グランドゼロを経由しサウスポートからフェリー乗り場へ。 厳しいボディチェックを乗り越え、なんとか乗船。 船が動き出すと俄然テンションが上がる。
「うわっ、マンハッタンが遠ざかる! 船が白い水の尾をひいている!リサの絵と一緒だ!」
そう。 今回の渡航の個人的な目標は 「リサ、ニューヨークへ行く」の表紙と同じ写真を撮る、 ということ。
でも自分撮りなので上手く撮れなくてもどかしい。 来年は金髪の美女に撮ってもらおう。
リサと同じ写真を撮る為にフェリーに乗ったので 別に自由の女神なんか見なくてもいいや、と思っていたが、 しかっりミーハーに上陸し、女神との2ショットも撮る。 おまけに手のひらにマンハッタンを乗せちゃったりなんかしたりして。 ・ 丸一日、さんざ歩いて夜はコリアンタウンで焼き肉。 そういえばアメリカ的な食べ物、 ステーキとかハンバーガーとか食べてないなあ。 ○
まずは動物園へ。 レッサーパンダも ペンギンも 白熊も かわいかったけど、 やっぱりカエルには釘付けになる。
夜はコンチネンタルでライブ。 イギーポップなどを排出した由緒あるライブハウス。 終演後、PAのどでかいオッサンに 「オレはここで演奏できてスゲー嬉しいよ」 と言ったら 「お前のベース凄く良かったぜ。 今までみた日本人の中で一番よかったよ」 と言ってくれた。 (拙い語学力のせいで、 そういう風に聞こえただけかもしれないが)
アメリカでは何故かオッサンに受ける。 初日はセックススレイブスのエリックの父親に一緒に写真を撮ってくれと言われ 二日目は終演後すぐに白髪まじりのBig Fat Papaに握手を求められた。 次に来る時は金髪のオネーチャンにも、と希う。 ○
朝食後、朝っぱらから セックス博物館という謎の施設に入館。 アメリカ版の秘宝館といった感じだが、 内容が浅い。 話の種に、と思って入ったのだが、 たいした収穫もなく、 腹いせにエンパイアステートビルを背景に 記念写真など撮りつつ帰る。
午後はセントマークスでお買物。 日本人がやってる服屋、土産物屋などが多く、 原宿か下北のような感じの街並み。 ふとした瞬間に日本にいるような錯覚を覚えるが 行き交う人や犬を見るとハッと我に返る。 犬も人と同様、我々からみると外人の顔をしている。 ○
この日はオフ日で、 夜はミーターズを観にBBキングのお店へ。 少し早めに行って、当日券を買ってドキドキワクワク。 ベースのジョージポーターJrは 学生時分によくコピーした憧れの人。 骨太、肉厚なサウンドとグルーブに圧倒されつつ、 興奮、発汗、絶叫のライブを 嵐のように体感するのであった。 最前列で日本人がバカノリしていたのが面白かったのか、 ジョージと何度も目が合い、 握手も3度ほどしてくれた。 感激!
大島氏オススメの中華料理屋は カニの小龍包が看板商品らしく ほっぺたと同時に目から鱗が落ちるぐらい旨い。 旨くて安くてボリュームたっぷり。 チャーハンもエビチリも 涙ちょちょぎれるぐらい旨い。 たぶん世界一旨いと思う。
夕方、この日出演するTRASH BARのある ブルックリンのウイリアムズバーグに向かう。 マンハッタンと違って 人の住む街という印象を受ける。
都心部からレンタカーで2時間。 あたりはドンドン田舎になってゆく。 写真や映画で見たような アーリーアメリカン風の町並みの中に 目指す楽器屋を発見。 が、どうみても一軒家にしか見えない。
夕方にはホテルに戻り、夜はDON HILLSでライブ。 楽屋にはブロンディーの看板が残されていたので 大島氏に記念撮影をせがまれる。 ○
熱いライブを終え、 外に出ると馬に乗った警察官に遭遇。 ああ、アメリカに来たんやなあ、 と実感。