Small Talk

Jimmy Scott

and The Jazz Expressions

Live at Osaka Sankei Hall
Nov. 8. 2000

・Jimmy Scott(Vocal)
Justin Robinson(Alto_Sax) ・Michael Kanan(Piano) ・Hilliard Greene(Bass) ・Dwayne Broadnax(Drums) 

Dec.16.2000 Wrote

ジミー・スコット(大正14年生れ)

ジミーの唄を聴いたのは今年の5月ごろだったろうか・・・
それはふと立ち寄った心斎橋のCDショップの試聴コーナーだった。ヘッドホーンを耳にし何気なくジミーの試聴盤を選択した。ヘッドホーンから素晴らしい唄声が聞こえてきた。なんとキレイな声であろう・・・驚愕した。掘り出し物を見つけた喜び一杯でCDを持ち帰った。(もちろんお金を払ってだ。)
俺はジミーについて何も知らなかったが、このときジミーは伝説のジャズ・シンガーとして時の人になっていた。しかも、ついこの間に来日していたという。これはショックだった。高齢だし、もう生では見れないかもしれないと思った。
ところが秋に再来日するというニュースを6月に知った。大阪公演は11月8日だという。俺はマッハ3のスピードでスケジュール帳のカレンダーに赤丸をつけ、プロモーターにチケット代を送金した。

まずはバンドが登場しインスト・ナンバーを演奏。バンドはベース、ドラム、ピアノ、サックスという編成。
俺はステージに向って右手の3列目で見ていたので、ステージ左手のソデがよく見えた。
ふと気がつくとそこにジミーがイスに座って体を揺らしながらステージ上の4人の演奏に見入っているではないか!
メンバーのソロ演奏のときなどは一生懸命に拍手を送っていた。その姿がとても楽しそうで、ジミーはこのバンドがとてもお気に入りなのであろう。
そして、いよいよジミーの登場である。
大きめのタキシードを身に纏ったジミーがスポット・ライトの中にに浮かび上がる。ドラマーのブラシさばきが心地よい。ゆっくりと両手を大きく広げジミーが唄う。あの素晴らしい唄声を遂に生で聞いたのだ。鳥肌が立った。ホール内のすべての観客の心にジミーの唄声が染みた瞬間だ。
ジミーはとても丁寧にゆっくりと感情を込めて唄う。きっと歌詞の一つ一つの言葉をとても大事にしているからだ。
幾多の苦難を経験してきたジミーだからこそ、ここまでエモーショナルな表現ができるのであろうか?聴く者の心をやさしく癒すパワーに溢れているのだ。

ジミーがホールをスウィングさせる。俺は無性にウィスキーが飲みたくなった・・・

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